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「Qunn File(キュンファイル)」No.006 一条ひらめ

連載

いろいろな人の「キュン」について深掘る「Qunn File(キュンファイル)」

第6回は、声優の一条ひらめさんにお伺いしました!

それでは、どうぞ♡

プロフィール

一条ひらめさんプロフィール画像

一条ひらめ(いちじょう ひらめ)
R18のシチュエーションボイス声優として活動しつつ、monoBlue / monoBlackというサークルで音声作品を制作しています。monoBlueでは「キュン」とくるような、monoBlackでは「ギュン」となるような作品を目指して日々精進中です!

【代表作】
『汗、吐息、えっち』
『温泉旅館・紫月園~癒やしとえっちのスペシャルプラン』

インタビュー

思わず「キュン」とする瞬間やできごと

中学生の頃、ゲームセンターで音ゲーをやっていたとき、別の中学に行った小学生の同級生と久々に再会し「上手いねー!」って褒められた時は「キュン」となりました。
そこで調子に乗ってめっちゃ高難易度の曲をプレイしましたが、プレイ中にその子は帰ってしまいました。なぜ。

うまく言えないのですが、長所短所問わず、自分の個性を自覚して楽しんでる人に「キュン」ときます。(犯罪やモラルに反することはダメですが……)
ギターが得意だからギターを楽しむ! メロンが好きだからいっぱい食べる! せっかちだから走る! のんびりだから景色をぼーっと見る! えっちだから音声聞く! などなど、一言でまとめると、エンジョイライフしてる人に「キュン」ってくるんだと思います!

6年間男子校だったので、その妄想はよくみんなで話し合ってました。なんかよくわからなくなって男同士で用具入れのロッカーに入ったりしてたな……なんだったんだあれは。
恋愛よりもその手前、ちょっと気になるかも、くらいの子もいつつ男女グループでテスト前に勉強会、みたいなのに憧れました。

積極的に読んではないですが、急に思い立って手当り次第に読んだりすることはあります。漫画好きなので、興味はあります! 
ただ「キュン」を一定以上摂取すると胸が苦しくなりませんか……? 読むぞ~~って意気込んだのに、1巻の半分くらいで「キュン」の過剰摂取状態になって本を置くため、読む速度が極端に遅くなります。

人生で一番「キュン」とした作品を振り返る

一番っていうのは難しいですね……! 「キュン」の視点で物語を観たことがないなとこちらのインタビューで気付かされました笑。
そんな中で僕が思い浮かんだのが、『ギャラリー・フェイク』。 世間からは悪徳画商と呼ばれている藤田が、助手のサラに対して言うセリフ。 「俺は美の殿堂メトロポリタン美術館の元キュレーターだぞ。だから美しいと思ったものしか…そばにおきたくないんだ!」というセリフに「キュン」ときました。

漫画というかキャラクターですが、今の時点では『ちいかわ』のハチワレです。優しくてひたむき、それでいて日々を全力で楽しむ姿に「キュン」となってます。幸せになってくれ……!

ぜひ読者に触れてほしい「キュン」とした作品

MVなのですが、Snail’s Houseの『Pixel Galaxy』。日々の生活の中に突如現れる可愛い異星人との交流と、再び始まる日常。音楽も素晴らしくて「キュン」としっぱなしの4分です。続編にあたる『Restart!』も好きです。

『ハイキュー!!』最近見始めました。各キャラクターが、先に挙げた、短所長所それぞれを活かしたりとらわれたりしながらバレーを通して戦う姿に「キュン」ときています。

冲方丁の『天地明察』。恥ずかしながら僕にとって学問というのは記憶したものを応用し、答えになるよう当てはめるものだったのですが、その学問に心血を注ぎ、まだ解かれていない問題に興奮し、苦悩し……という世界があるということを知り、その情熱にとても「キュン」となった覚えがあります。

一条ひらめさん、ありがとうございました♡

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