Topics

「Qunn File(キュンファイル)」No.010 雨色オニオン

連載

いろいろな人の「キュン」について深掘る「Qunn File(キュンファイル)」

第10回は、声優の雨色オニオンさんにお伺いしました!

それでは、どうぞ♡

プロフィール

雨色オニオン(あめいろ おにおん)
声優の雨色オニオンです。TLもBLも、聴くのも演じるのも好き。とくに甘々な関係が好きなんですけど、僕自身はヤンデレとよく言われます。溺愛とヤンデレは表裏一体ですね!  僕が演じたキャラクターたちも愛を求めているので、いっぱい好きになってください。

【代表作】
聖リュミエール男子学院 性欲処理担当職員(葉室結)
エージェント・エイジャックスの憂鬱(リッパー)
男子校生悠人くんたちの清く正しい性事情(朝生連)

インタビュー

思わず「キュン」とする瞬間やできごと

男子校に通っていたとき、中性的な見た目をいじられて泣いてしまったところ、友人がそっと声をかけて図書室に連れていってくれました。泣き止むまで何も言わずに近くにいてくれたのは、同性ながらキュンとしましたね。

一生懸命な姿、弱音を吐きたくなるような状況でも前向きにがんばっている姿を見るのは好きです。でも、さらにキュンとするのは、そんな人がポロッと自分にだけ弱音を吐いてくれたときかな。

男女8人くらいの仲良しグループで、学校の屋上でお弁当を食べたり、こっそりサボって遊びに行ったりしたかったです!!

読みます!  少年漫画とは違った目線、展開がとても好きで、キュンとするものが多いですよね。

人生で一番「キュン」とした作品を振り返る

ドラマ『カルテット』です。どのキャラクターも大好きなんですが、高橋一生さん演じる家森の不器用さにキュンとします。みんながお互いを大事に思っているけれど、こと恋愛に関してはなかなか発展しないもどかしさも良いです。

アニメ『フルーツバスケット』です。名シーンも多く、挙げたらキリがないのですが、杞紗(きさ)と燈路(ひろ)の関係性がみていてほっこり&キュンとします。

漫画『よつばと!』です。ちょっとキュンとは違うのですが、疲れたときに適当な巻を手に取って、パラパラと眺めるだけですごく癒されます。

小説『空の境界』です。これはもともと、キュンとする目的ではなくミステリーとして読んでいたのですが、最後の台詞とルビにやられました。ルビでキュンとするという経験はこの作品くらいかなと思います。

ぜひ読者に触れてほしい「キュン」とした作品

映画『ソラニン』です。キュンだけではない作品ですが、音楽や映像もステキで、主題歌を聴くだけで色々な想いがよみがえります。ED曲は、映画化よりも前にキャラクターをイメージして書かれたものなので、それも併せて良い作品です。

アニメ『ホリミヤ』です。いわゆるギャップ好きにはたまらない作品。どのキャラクターも魅力的なので、必ずお気に入りのカップリングがあると思います!

漫画『彼氏彼女の事情』です。昔から少女漫画を色々読んでいて、これも高校ラブコメ系かと思ったんですが、途中からの展開がすごく胸を締め付けられる作品です。でも、色々なカップルが登場して、みんな魅力的ですね。それぞれのキュンを楽しむことができるので、おすすめです!

小説『Story Seller』です。短編集なので、全部がキュンとする作品ではないのですが、有川浩さんの切ない恋愛モノはもちろん、米澤穂信さんのゾクゾクするようなミステリーの中にも、個人的にはキュンを感じるポイントがあります。短編集なので、好みの作家さんを知ることができるのもおすすめの理由です!

雨色オニオンさん、ありがとうございました♡

▼他のQunn File(キュンファイル)はこちら!