
© 喜多也クロ / クレイン / ぶんか社
この人が、私の番(つがい)――!?
神によって決められた「番」に溺愛されちゃう異世界TL漫画『残虐公の可愛いつがい 愛したがりな旦那様に初めてを捧げます』。
数多くの人気作を手がけられているクレイン先生の原作と、その世界観にピッタリ合った喜多也クロ先生の美麗作画という強力タッグの作品です!
溺愛ファンタジーである本作の魅力を紹介してまいりましょう♪
あらすじ
成人すると魔力の属性を確かめ、その相性により「番」が決まるカシュバル王国。
両親を亡くしたサシャ・トゥレクは、代わりに当主となった叔父一家に虐げられ使用人のような生活を送っていました。
早く家を出たいサシャは、番を見つけるために成人の儀へ。
しかしそこで判明したのは、彼女に属性自体がなく、ほぼ魔力を持たない「無属性」だということでした。
落胆もつかの間、実家では押しかけて来た借金取りに売られそうになり――!?
そんな彼女を助けてくれたのは、『残虐公』と呼ばれ恐れられているヴォルト・セドニーク。
彼は「全属性」で、全属性もしくは無属性の相手としか番になれないことから、サシャを自分の番として迎えにきたのでした。
「――もうここは嫌 連れて行って」
始まったヴォルトとの同居生活。サシャの運命が動き出します!
登場人物

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サシャ・トゥレク:両親を亡くしてから叔父一家に虐げられてきた。属性は無属性で、ヴォルトの番として迎えられる。

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ヴォルト・セドニーク:全属性の若き伯爵。軍功を上げて将軍となり、戦場での姿から『残虐公』として恐れられている。サシャを溺愛する一方、彼女を傷つける相手には容赦がない。
見どころポイント
本作は「番」「属性」などのファンタジー要素が絡んだラブストーリー!
絵柄や主人公たちの性格など含め、穏やかでかわいらしい雰囲気のTL漫画です♡
甘々溺愛にほっこりする本作の見どころを、以下に詳しく紹介してまいります♪
ファンタジー要素が詰まったシンデレラストーリー!
本作の特徴のひとつは、なんといっても「番」の要素。
魔力の相性によって子どものできやすさ・できにくさが決まることから、結婚相手は神殿が魔力の相性により選ぶという世界観です。
全属性のヴォルトは、全属性もしくは無属性の女性としか番になることができず、無属性のサシャが選ばれたという経緯。
全属性も無属性も存在自体が稀で、まさに「運命の相手」と感じられますね!

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本作は実家で虐げられてきたサシャがヴォルトに嫁ぎ、幸せになるというシンデレラストーリー♪
サシャがヴォルトの屋敷に行くと、そこにはきらびやかな部屋が用意されていて、使用人からも歓迎を受けます。
さらにヴォルトからは溺愛される毎日!
サシャのこれまでの境遇に比べると、とても順風満帆な滑り出しといえます。
しかし1巻の後半からは波乱の予感が。
ヴォルトの番になれるのは、彼と同じ全属性か無属性。もしサシャ以外にも彼と番える属性の女性が現れたら……?
そんなドキドキな展開がまっていますよ! お楽しみに♪
溺愛&少し抜けてる旦那様
ヒーローのヴォルトは、顔がとても綺麗で体格もたくましい軍人です!
戦場で容赦なく敵を討つその姿から『残虐公』と呼ばれていて、常に無表情なので怖い印象を持たれることもありますが、実は優しくて愛情深い性格の持ち主。
サシャには出会った瞬間一目惚れしていて、その後これでもかというくらい彼女に愛情を注ぎます。
サシャを屋敷に連れて来た翌日には大量のプレゼントを贈り、ご飯は膝の上に乗せて食べさせるという溺愛っぷり!
さらに「可愛いサシャを誰にも見せたくない」と無表情で重い愛情表現をするところに、彼の魅力が詰まっています♡

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また一見しっかりしていそうな彼ですが、実は抜けている一面も。
番(サシャ)を迎えに行くことに必死で、彼女に名乗る&名前を聞くのを忘れてしまったり、

引用元:『残虐公の可愛いつがい 愛したがりな旦那様に初めてを捧げます』
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エッチなことをしようとして勢い余って服を破いてしまったり、サシャとの生活が幸せすぎて挙式準備が頭から抜けてしまったり……(笑)。
さらに、サシャのかわいさに心の声がうるさくなるヴォルトもたびたび登場します(笑)。

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サシャのこととなると激重とも思える感情を見せるヴォルトですが、彼がこのような人物に至った理由は単行本1巻に掲載されている短編小説を読むとわかります。
そこにはヴォルトの両親や境遇について書かれていて、彼の番に対する想いを知ることができます。
サシャとの出会いもヴォルト目線で記されていて、とにかくヴォルトの解像度が上がるので、ぜひ読んでみてください!
体格差エッチの魅力♡
実家ではろくに栄養のあるものを食べられなかったこともあり、サシャはとても華奢で小柄な女性です。
ヴォルトと並んでいると、一目瞭然。

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TL漫画で体格差のあるカップルの醍醐味のひとつと言えば、体格差エッチですよね!
サシャは番としての務めを果たそうと、ヴォルトの子どもを産むためにがんばろうとします。
しかし自分のアソコがデカいということを自覚しているヴォルトは、サシャに無理をさせないように、少しずつ慣らしていきます。
彼のためにがんばりたいサシャと、彼女を大事にしたいヴォルトの攻防が、とってもかわいくて微笑ましいんです♡

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最初はちょっとした接触から始まり、話が進むにつれて徐々に距離を縮めていくふたり。
そしてついに結ばれる瞬間……! やっぱり体格差エッチは良い!と感じるはず♡
そして当然、軍人であるヴォルトの身体は脱いでもスゴイです◎ その辺りも含め、ぜひ注目してみてくださいね♪
まとめ
『残虐公』というタイトルながら、ほっこりかわいらしいふたりのやりとりが魅力の本作。
波乱の予感もあって、続きも楽しみです!
記事内でも触れましたが、単行本1巻にはクレイン先生の書き下ろし小説が掲載されています!
ぜひこちらも併せて読んでみてください♪
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