誰しも好きな人には、ものすごく愛されたいですよね!
今回ピックアップする『溺愛前提、契約婚。 ~岩代弁護士は愛がデカすぎる!?~』(竹輪つぼみ)では、お互いのことを強く意識しているふたりの甘い日常が描かれていきます。
運命の再会を果たし、結婚してすぐに一緒に暮らし始め、さらに愛が深まっていくふたりから目が離せません♪
あらすじ
モデル兼配信者として活動している国広燈子(くにひろ とうこ)は、アイドル時代に知り合った劇場の支配人に付きまとわれて困っていました。
ある日、支配人から逃れるべく、コンビニエンスストアに駆け込んだ燈子。
その場で偶然、若手弁護士の岩代悠司(いわしろ ゆうじ)と出会います。
悠司に付き添ってもらいながら警察署に行き、被害届を出した燈子ですが、家にひとりでいるのはやっぱり怖い……。
そこで「私の家に来ますか?」という悠司の提案に乗り、一晩だけ彼の家にお邪魔することに。
彼と話をするうちに、燈子は、実は悠司が中学の同級生だったと知ります。
そして翌日。
燈子と悠司が同じタイミングで外へ出ると、目の前には待ち伏せしていた支配人の姿が!?
「そんな男と遊んで…」と言ってきた支配人に、悠司が「結婚を視野に入れて真剣にお付き合いしています」と反論するのでした。
悠司が弁護士ということもあり、身を引いた支配人でしたが、燈子と悠司の関係をSNSで呟き、引っ込みがつかない状況に!
燈子のストーカー行為の再発を防ぐため。
悠司が好意を寄せてくる依頼人に対して角を立てずに断る口実を得るため。
ふたりは契約結婚をすることになって――。
登場人物
国広燈子:3年前にアイドルを辞めた後、モデル一本では食べていけず、副業で配信を始めた。
仕事に一生懸命取り組んできたため、悠司と再会するまで彼氏が出来たことはなかった様子。
岩代悠司:塩谷法律事務所で働く若手弁護士。ルックスが良いうえに、性格も基本穏やかでモテる。
中学の頃、燈子に告白したことがあり、その際には振られてしまう。
ここに注目!
本作といえば、なんといっても燈子の愛され具合が最高!!
中学のときに燈子が転校し、離れ離れになってしまった後も、悠司の中で彼女の存在が消えることはありませんでした。
ここからは、1巻の中での愛を感じる“悠司の言動”を振り返っていきます♡
悠司の愛ある行動1. 燈子のことを最優先に考えて動く
悠司は、燈子自身が嫌だと感じるようなことはしないし、彼女の不安を取り除きたいと思っています。
燈子がストーカー被害に遭っていた際も、「弁護士としてお力になりますよ」と頼もしさ抜群!
ひとりでいるのを怖がっていた燈子を自宅へと招いたのでした。
「職業柄リスキーなことには慎重ですよ」と伝えて、彼女を安心させるのも、彼らしいですよね。
それから燈子と“そういう雰囲気”になったときの悠司は、かなり積極的で、胸キュンの連続♡
だけど彼女が処女だと知ったときは、このまま続けないほうが良いと判断し、途中でエッチを中断します。
そのうえ結婚してからも、しばらくの間、自分の性欲よりも燈子の気持ちを優先する悠司。
まさしく紳士の中の紳士!
「こういうことはお互いの気持ちが大事ですから」という言葉からも、彼の優しさがたっぷりと滲み出ています!!
燈子の気持ちを優先するといえば、テレビ番組から夫婦揃っての出演オファーをもらったとき、断りたいと思うものの、最終的には彼女の喜ぶ姿を思い浮かべ、出演を決めたというエピソードも素敵です♪
悠司の愛ある行動2. 10年以上燈子を想い続ける
ふたりが初めて出会ったのは中学生のころ。
当時燈子に惚れていた悠司は、燈子がアイドルとして活動していたころから、ファンのひとりとしてずっと応援してきました。
だからこそ、燈子と結婚した直後に悠司が心の中で悶える姿も!?
燈子が好きすぎて胸がいっぱいだったから朝食がのどを通らなかったというのは、なんだか可愛らしいですよね(笑)。
そして燈子のことを10年以上見てきたからこそ、彼女の配信で「可愛げがない」というコメントが流れたときには内心お怒りだったようで……。
カメラの前で燈子にキスをし、独占欲を出しつつも、リスナーのみんなに彼女の可愛さをしっかりと広めたのでした!
ちなみに、燈子が参加していたアイドルグループのライブに一緒に行ったことがある友人の大和(やまと)に結婚の事後報告をしたときの悠司も幸せそう〜。
燈子が絡んでくると、悠司のいろんな表情を見られるから楽しいです!
愛情を注いだ結果……!
ここまで悠司の燈子への溺愛っぷりに注目してきましたが、彼の愛情は彼女にしっかりと届いているようです。
最初、契約結婚=形だけの結婚だと思っていた燈子は、悠司が大事にしてくれる理由が分からなかった模様。
再会した段階ですでに彼に心を奪われていた燈子は、「なんか私ばっかり意識してるみたい…」とひとり悩んでいました。
けれども、悠司の独占欲をはっきりと目の当たりにし、彼から愛されていることを自覚。
その後、初めて心だけでなく身体も結ばれた際、必死に彼を受け止めたのでした。
それからも悠司と一緒に過ごしていくうちに、燈子のなかでも、彼の存在がどんどん大きくなっていき……。
悠司が女性たちに囲まれていたのを見て嫉妬し、「よそ見、しないでね」と伝える燈子は、もう可愛すぎます!
ふたりには幸せな未来を築きあってほしいですね!!
まとめ
お互いに想い合っている燈子と悠司は幸せオーラが溢れていて、見ていると微笑ましさを感じます。
しかし単行本1巻のラストでは、悠司が足を滑らせてしまった女性を助ける=抱き合っている姿を他の女性に撮られてしまう事態に!?
燈子と悠司に新たな試練が訪れようとしています……。
本作は2023年11月現在、3巻まで発売中です。
ぜひお手に取って、彼らの物語の続きをご覧くださいませ!
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