同世代の恋人もいいけれど、年の差カップルって憧れる♡ という人も多いのではないでしょうか。
同世代とでは味わえないようなトキメキが、きっとあるはず。
一方、世代が違うことで、ジェネレーションギャップにより価値観が合わない場合も。
その点をすり合わせられるかどうかがうまくいく分かれ道なのかもしれません。
今回は、そんな「年の差」に正面からぶつかっていく男女の様子を描いたTL漫画『俺が女にしてやるよ ~年上彼氏は、飢えて狼になる?~』をご紹介します。
あらすじ
大学進学をきっかけに上京することになったヒロインの真辺美紘(まなべ みひろ)。
東京で一人暮らし! ではなく、親戚のおじさんの家に居候することになります。
母から、おじさんは仕事三昧の人だと聞いていた美紘は、疲れた中年男性を思い浮かべていました。
しかし、実際に出迎えてくれたのは想像よりずっと若い男性!
彼の名前は久我辰浩(くが たつひろ)。年齢は28歳。おじさんと呼ぶにはまだ早すぎます。
彼は彼で、美紘のことを男の子だと思っていたようで……。
不安を抱きつつも、ふたりの同居生活がスタートします!
本作の見どころ
18歳と28歳……10歳離れているふたりですが、一緒に生活していくうちに、お互いに惹かれ合っていきます。
なかなかに大きなその年齢のギャップをどう埋めていくかが、ふたりにとって大きな課題。
ここからは、そんな年の差恋愛の見どころポイントをご紹介します。
慎重に関係を深めるふたり
当初、辰浩に兄のような感覚で接していた美紘。
実際に兄がいるため、余計にその意識が強かったのかもしれません。
大学の履修について相談、までは問題ありませんが、お風呂上がりのラフな状態で辰浩にひっつくことも……。
どうやら、恋愛対象として意識したのは、辰浩のほうが先だったようです。
親戚とはいえ「男性」であることを意識させるべく、そんな美紘を冷静にけん制します。
しかし、この行動が、美紘が辰浩を意識するきっかけに!
美紘から見た辰浩は、イケメンで気さくな、余裕がある大人の男性。
好きになってしまうのは、必然だったように思えます。
とはいえ、辰浩からすると、好きな女の子とひとつ屋根の下……うっかり手を出してしまいかねない状況に、同居の解消を提案します。
美紘はその提案を全力で拒否し、自身の想いを伝え、両想いに♡
ふたりはそのまま肌を重ねます。
行為中の辰浩は、紳士そのもの。
暴走することなどなく、壊れ物を扱うように、優しく美紘に触れます。
美紘のことを大切にしていることが感じられる辰浩の接し方は、間違いなくこの作品の大きなキュンポイントでしょう!
年齢差の不安も吹っ飛ぶ! 辰浩の誠実さ
年上彼氏ということもあり、辰浩は美紘の前で、いたって「大人」。
ベッドでは美紘をリードする彼ですが、あくまでも彼女の意志を尊重します。
初めてのときも「怖くなったら嫌だって言え」と伝えています。
大人の余裕でしょうか……素敵です♡
序盤から感じられる美紘に対する愛。絶対に大事にする、という強い意志が伝わってきます。
そしてそれを行動で現すシーンが!
なんと両想いになってからすぐ、美紘の実家へ挨拶に!
交際すること、そしてその上で一緒に暮らすことを許してほしい、と美紘の両親に伝える辰浩。
そんな姿を見て、美紘は彼にさらに惚れることになるのでした♡
辰浩の行動力と誠実さは、10歳という年の差の不安やモヤモヤを吹き飛ばしたのではないでしょうか。
美紘に本気なのが伝わってきて、推せます……!
年上彼氏をトリコにする美紘の魅力
ここまで、辰浩の魅力をメインに紹介してきましたが、ヒロインの美紘も素敵な女の子です。
年の割に落ち着いた性格の美紘ですが、辰浩にとっては「年下の彼女」。
からかわれたり、ときどき子ども扱いされたりすることを、気にしている様子。
好きな人に、大人の女性として見られたい……。
そんな想いから美紘は、セクシーな下着を着て辰浩に披露することを考えます。
ネットでこっそり注文して、いざ開封!
届いた下着はスッケスケ、パンツは紐!
辰浩の入浴中を狙って早速着てみる美紘ですが、慣れない下着に戸惑い、緊張して紐がうまく結べません。
情けなくて涙があふれてきます……ピュアでかわいすぎます……。
結局、ちゃんと着れてはいないものの、部屋にやってきた辰浩に下着姿を見せることに。
セクシーな下着を着て、パンツの紐が結べなくて泣いている美紘……。
まさに、セクシーとキュート両方の魅力を兼ね備えた状況ですよね!
そんな姿を見た辰浩は、もちろんイチコロです!
さらにそのあと、すでに美紘にべた惚れな辰浩が、性格面でも彼女に惚れ直す出来事が。
辰浩の出張中に、美紘はなんと、彼の実家へ行き両親へ単身挨拶をするのです!
辰浩が自分の両親に挨拶をしてくれたのだから、自分も同じぐらい辰浩を大切に思っていることを行動で示した、というわけです。
「いつも美紘のために行動してくれる辰浩に何か返したい」
そう思って自分で考え、行動できる美紘……かっこよすぎます!!
まとめ
「年上だから」「年下だから」という意識は当然、ふたりの中にあります。
でも、その差を乗り越えるために、互いに一生懸命、努力を重ねていることがふたりの絆をより強いものにしています。
本作は2023年12月現在、単行本2巻まで発売中!
相手だけをまっすぐに見つめる、ピュアな年の差恋物語、ぜひじっくりと味わってみてくださいね♪
▼関連リンク