初恋こじらせ系TL漫画はいかがですか?
本作『変態?いいえ、一途なだけです。』は、中学時代の初恋の女性を追いかけて同じ会社に入ったヒーローが、その執着愛をいかんなく発揮するストーリー。
ヤンデレっぽくもありますが、ただひたすらに初恋を追いかける純愛作品でもあります♪
ストーカーじみた溺愛と、濃厚なエッチシーンが楽しめる本作の魅力をご紹介します!
あらすじ
会社員の群優子(むれ ゆうこ)は、地味で特徴がないことから「モブ子」と呼ばれています。
ただ一人、優子を「群さん」と名前で呼んでくれるのは、ひとつ下の後輩の黒桐千秋(こくとう ちあき)。半年前に、職場でミスを責められているときに庇ってくれてから、優子は黒桐に片想いしていました。
彼は名門大卒で仕事ができるエリートでしかもイケメン。自分なんて相手にされるわけないと思っていたのですが……。
ある日、資料室でたまたま黒桐と一緒になった優子は、脚立からバランスを崩し落下。
黒桐が下敷きになってくれたのですが、その時触ってしまったのは、彼の元気なアソコ!
彼が言うには、自分はEDだけど、なぜか優子にだけ勃つのだそう。
黒桐から「僕とホテルに行ってください」と頼まれた優子は、体だけの関係なのか恋人になるのか、肝心なところは聞こえなかったけれど、このチャンスを逃せないと思い「えっちしよう」と答えます。
いざ始めると、甘く優しく優子に触れてくる黒桐。
EDのはずなのに彼のアソコはとっても大きくなってる!?
「僕EDのはずなのに…」「どうしたらいいですか…?」と聞いてくる黒桐。
どうしたらいいですかって言われても……どうしたらいいでしょう!?
登場人物
群優子(むれ ゆうこ):顔も存在感も地味で、「モブ子」と呼ばれている。唯一自分を名前で呼んでくれる黒桐に片想いしている。
黒桐千秋(こくとう ちあき):イケメンで学歴も高く仕事ができるエリート。実は中学生のころから優子のことが大好きで、ストーカーじみたことをしていた。
見どころポイント
溺愛もの、執着もの、再会もの……。
本作は、TL漫画の人気ジャンルの要素がまとめて楽しめる欲張り作品です♡
絵も綺麗でエッチシーンもボリュームがあり、読み応えがありますよ!
それではさっそく、本作の魅力を紹介してまいりましょう♪
年下男子の重すぎる溺愛
まず一番の注目ポイントは、黒桐の溺愛ぶり。最初から一貫して、優子のことが大好き♡ というテンションで物語が進みます。
はじめのうちはさりげなく優子のことを助けるなどして接点を作っていた黒桐ですが、いざホテルに行って関係ができてからは、堂々とアタックし、周囲に牽制までし始めます。
- 優子の中学生時代の写真をスマホの待ち受けにしているのを会社の先輩に知られ、「おかしい」と言われてもしれっとしている
- デート中に堂々とバックハグをする
- 「僕は変態です!」と公衆の面前で宣言する
など、かなり開き直った言動の数々!
実は黒桐、優子のことを以前から知っていて、今の会社に入ったのは彼女がいるから、というストーカー気質な一面を持ち合わせているのですが、よく言えば昔から優子一筋だということ。
優子のモブっぽいところを全く気にしておらず、むしろ世界で一番輝いていると思っていそうなところが、素敵です。
他の人に対してはクールなのに、優子を相手にすると嬉しそうな表情を見せます。
年下属性をいかんなく発揮していて、かわいすぎますっ!
優子は優子で、最初から黒桐に想いを寄せているので、彼の重すぎる愛情を向けられてもドン引き……ということはなく、素直に受け入れます。
一言で言うと、ふたりはお似合いのカップルなのです♡
中学時代の黒桐のかわいさ!
黒桐が優子に向ける執着は、種類としては初恋のこじらせです。
ふたりの出会いは中学時代。
ストレスから認知が歪み、周囲を「人」ではなく「野菜」として見るようになっていた黒桐は、いじめられていたところを優子に庇われ、恋をします。
しかし名前が「千秋」で容姿もかわいく、いつもジャージで過ごしていたことから、優子は黒桐を女の子だと勘違い。
その後、黒桐は想いを告げられないまま引っ越し、優子に女の子だと勘違いされたまま大人に……。
という、なんとも切ない初恋エピソードです。
この、中学時代の黒桐がとにかくかわいすぎるんです!
優子じゃなくても女の子と勘違いしてしまうような見た目で「TL漫画のヒーローの幼少期がこんなに美しくていいの?」と思ってしまうこと間違いなし!
成長してイケメンになった黒桐と、見比べてみてくださいね♪
その後黒桐は、「一番蔵書の多い図書館のある大学に行きたい」と言う優子の発言だけを頼りにT大に入り、彼女を追いかけて同じ会社に入社するわけですが……。
中学時代から一貫している彼の執念には、驚かされます……!!
濃厚なエッチシーンの数々♡
本作は紙版と電子版でタイトルが異なります。
電子版のタイトルは『君にしか勃×しない エリート王子はモブの私を溺愛する』。
その名のとおり、黒桐はEDという設定で物語が始まるのですが、優子にだけは勃つということがわかってからはEDどころか絶倫っぷりを発揮してくれます!
作中のエッチシーンの割合はかなり多めで、単行本1巻では毎話エッチシーンがあります♡
黒桐が優子を求めて仕方がないという感情が、ダイレクトに伝わってきますよ!
甘く優しく、優子を抱くのはもちろん、年下男子が性欲に抗いきれずに大好きな人をめちゃくちゃにしちゃう……♡ みたいな感じも楽しめます!
1話の冒頭で「群さんに触られたら…こんなになっちゃいました」と彼がアソコを見せるシーン(画像はぜひ漫画で確認してください♡)、商業TL作品の中ではかなり攻めた表現だと思っていたのですが、さらにギリギリを攻めるような描写が次から次へと出てきます!
どんどん激しくなっていくエッチシーンの描写に、注目してみてくださいね♡
今後の展開
1巻の最後に登場したサブキャラ、高嶺ゆり(たかみね ゆり)が、今後のキーパーソンになってきます。
黒桐の大学時代の同級生だというゆり。
親しげに話すふたりに、優子はモヤモヤとする気持ちを抱えます。
しかしゆりにはある秘密があって……!?
このサブキャラ・ゆりがかなりいい味を出して、ストーリーにスパイスが加わっていきます!
まだまだ見逃せない展開が続いていきますよ♪
まとめ
執着系ラブコメの本作の魅力を紹介してまいりました!
エッチシーンの描写が濃いことに定評のある本作、1巻の描き下ろし漫画では四十八手にも挑戦します。
ぜひ単行本でお楽しみくださいね♪