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【2025年版】Netflix 韓国ドラマの沼落ち必至…今観るべき名作12選|復讐・サスペンス・恋愛も♡

Netflixで韓国ドラマを観ようとして、作品数の多さにびっくりして検索画面で固まったことはありませんか?
せっかく時間をかけるなら、「これは沼った…!」と心から思えるドラマだけに絞りたいですよね。

そこでこの記事では、2025年12月時点でNetflixで観られる韓国ドラマから、「復讐」「サスペンス」「恋愛」の沼ポイントが特に濃い12本を厳選しました。
ハラハラの復讐劇から、一周観終わってからもう一周したくなる恋愛ドラマまで、「どの沼に落ちたいか」で選べるラインナップになっています!
次に何を観ようか迷ったときは、まずはここから選んでみてください。

告白の代価

夫殺しの容疑をかけられた主婦と“心を読む魔女”が出会う、静かに狂った密室スリラー。

2025年配信のNetflixシリーズ『告白の代価』は、夫殺しの濡れ衣を着せられたアン・ユンスと、“魔女”と呼ばれる謎の女モウンの関係を軸にしたミステリースリラー。

ある日突然、幸せな家庭が崩壊し、ユンスは最愛の夫殺しの容疑者に。追い詰められた彼女の前に現れるのが、人の心を読むような並外れた洞察力を持つモウンです。
モウンはユンスに、とある取引を持ちかけます。そこから二人の間に生まれるのは、友情とも支配ともつかない、危うい絆。真相が明かされていくにつれ、「本当に罪を犯したのは誰なのか」「悪意はどこから始まったのか」がじわじわと浮かび上がっていきます。

見どころは、チョン・ドヨン×キム・ゴウン×パク・ヘスという豪華キャストの演技合戦。視線ひとつ、沈黙の数秒だけで関係性が変わっていくような、間のある心理戦が続きます。
「誰かのささやかな幸せが、ある日突然壊れる」――そんな不安を丁寧に描くタイプの作品なので、静かな地獄にじわじわ落ちていく感覚を味わいたい人にぴったりです。
骨太なミステリー映画が好きなら、まずはこの1本から。

CASHERO ~ヒーローは現金を持つ~

「残高=攻撃力」の世界で、給料日が命がけになる新時代ヒーローコメディ。

『CASHERO ~ヒーローは現金を持つ~』は、2025年12月にNetflix配信予定のヒーローアクションコメディ。
平凡な公務員カン・サンウンが、“手持ちの現金額に応じて”超人的な力を発揮できる能力を手に入れてしまうところから物語が始まります。

力を使うたびに現金は消費され、通帳の残高と世界の平和がシーソーのように揺れ動く日々に突入。
サンウンの前に立ちはだかるのは、彼の能力を狙うもっとやばい悪。「ローン返済」「マイホーム購入」「生活費」といった超現実的な悩みと、世界を救うという非現実のミッションが同時進行していきます。

見どころは、「キャラの残高=視聴者の心拍数」みたいな緊張感。あと数万ウォンあれば助かるのに…というギリギリの戦いが続きます。
「お金の話がリアルなラブコメ」「冴えない主人公が気づけば推しになっているヒーローもの」が好きな方におすすめ。
ライトに見始めたつもりが、気づくとサンウンの家計簿が誰よりも気になっているはずです。

トリガー

銃の所持が規制されている国で、違法銃器が大量に流通するとき、正義と暴力の境界線はどこにある?

2025年配信のNetflixシリーズ『トリガー』は、「銃社会ではない韓国に違法な銃がばらまかれる」ところから始まるアクションスリラー。元狙撃手の刑事イ・ドと、素性の読めない武器ブローカー・ムン・ベクが、相反する立場のまま銃流通の真相に迫っていきます。

市民の手元に突然届く無記名の銃。引き金を引くかどうかを決めるのは一般の人々であることが、物語の恐ろしさに直結しています。発砲事件が連鎖する中、「銃が手に入ったとき、人はどこまで変わるのか」が描かれていきます。

銃撃アクションは容赦なく、暴力描写もそれなりにハードなので、一気見には覚悟が必要なタイプです。
その分、「銃が無かったはずの場所に銃がある」不穏さが画面から伝わってきて、1話ごとの引きも強め。
「社会問題を背景にしたサスペンスが好き」「ヴィランにも事情があるタイプの物語が刺さる」という方に。
『イカゲーム』の社会風刺が好きだった人にも、近い刺さり方をしてくれそうです。

トラウマコード

赤字覚悟の重症外傷チームで、クレイジーな天才外科医が命と医療制度にメスを入れる。

2025年配信の医療ドラマ『トラウマコード』は、大学病院の「重症外傷チーム」を舞台にしたサスペンス寄りの医療群像劇。戦地での経験を持つ外科医ペク・ガンヒョクが、崩壊寸前の外傷センターに赴任し、型破りな方法でチームを立て直していきます。

救えば救うほど病院の赤字が増えていくシステム、ギリギリの設備、疲弊するスタッフたち。そんな現場に、ガンヒョクは「命を救うためならルールも空気も読まない」スタンスで切り込んでいきます。1話ごとにハイリスクな症例が運び込まれ、緊迫のオペシーンと、チーム内の対立・成長が並行して描かれる構成です。

見どころは、「命を救う/見捨てる」の選択を迫られたときの葛藤と、現実的な医療事情への突っ込みどころ。世界配信直後には、視聴時間トップ10入りや続編の噂が出るほどの盛り上がりも話題になりました。
「スカッとする天才医ドラマが観たい」「仕事ドラマとしての熱さも欲しい」という方に。
心をえぐられつつも、ラストはちゃんと“希望”で締めてくれるタイプなので、週末の一気見にも向いています。

悪縁

切りたくても切れない縁に縛られた6人が、互いの人生をじわじわ蝕んでいく群像ノワール。

『悪縁』は、2025年配信のNetflixオリジナル犯罪スリラー。ひとつの不可解な事故をきっかけに、目撃者の男、トラウマを抱えた医師、多額の負債を抱えた男、出世欲に取りつかれた社員など、6人の人生が悪縁によって絡み合っていく群像劇です。

彼らはそれぞれ、「自分だけは被害者だ」と信じて行動しますが、視点が切り替わるたびに、加害と被害の線が揺らいでいく構成。パク・ヘス×シン・ミナら実力派キャストの心理演技が光り、ラストに向かって「誰が一番ひどいのか」という問いそのものが崩れていきます。

どんでん返しというより、少しずつ地面が崩れていくタイプの沼なので、続きが気になって止まらない系の中毒性。犯罪スリラーとしての評価も高く、2025年のドラマ賞でもノミネート&受賞歴があります。
「一人の主人公より、群像劇が好き」「登場人物全員グレーな世界がたまらない」という方に。

広場

組織から足を洗った元ヤクザが、“弟の死”をきっかけに復讐の世界へカムバック。

『広場』は、2025年にNetflix配信されたノワールアクション。組織犯罪の世界から距離を置いていた元ヤクザ・ギジュンが、弟の不可解な死の真相を追うため、ふたたび裏社会に戻っていく物語です。

弟は組織の事業拡大に貢献し、今や幹部クラスの人物だったはず。にもかかわらず、なぜ死ななければならなかったのか――。ギジュンは、自らがかつて守ろうとしていた家族のための引退と、弟のための復讐の狭間で揺れながらも、血塗られた世界に戻る決意を固めます。

見どころは、渋い大人の男たちのぶつかり合いと、組織内政治のドロドロ。派手なガンアクションよりも、「誰を信じるか」「どこまで復讐するか」の心理戦に重きが置かれています。
「幸せな恋愛より、報われない執念が好き」「渋いおじさんを推したい」という気分のときにぜひ。
12本の中でも、一番ハードな沼に落ちたい人向けの作品です。

魔法のランプにお願い

千年ぶりに目覚めたランプの精霊×感情を失った人間、危なっかしいラブファンタジー。

『魔法のランプにお願い』は、2025年配信のNetflixオリジナル・ファンタジーラブコメ。千年ぶりに目覚めたランプの精霊ジーニー(イブリース)と、感情が欠落した現代女性カヨンの3つの願いをめぐる物語です。

ジーニーは、人間の欲望を証明するために願いを叶え続けてきた存在。しかし、感情を表に出さないカヨンと出会ったことで、人間は本当に欲深いだけなのか?という疑問を抱き始めます。3つの願いを通して、カヨンの人生と心が少しずつ変化していくプロセスが丁寧に描かれます。

キム・ウビン×スジというビジュアル最強タッグに、脚本は『ザ・グローリー』のキム・ウンスク。
後半は切なさも増しつつ、ロマンチックなラストに向かっていくので、「泣けるラブファンタジー」が好きな方にぴったりです。
重すぎない作品から入りたいとき、まず押さえておきたい恋愛枠の1本です♡

殺人者のパラドックス

「たまたま殺した相手が連続殺人鬼」から始まる、悪人だけ殺すなら正義か?問題。

2024年配信の『殺人者のパラドックス』は、普通の大学生イ・タンが、ある出来事をきっかけに殺人者へと転がり落ちていくダークサスペンス。最初は「正当防衛」に近い形で人を殺してしまうものの、その相手が実は凶悪犯だったことが判明し、「悪人だけを殺す自分は正義なのか?」という危うい線上を歩き始めます。

一方で、イ・タンを追う執念深い刑事も登場。視点が切り替わりながら、加害者と追う側の距離が少しずつ縮まっていきます。どのタイミングで真実に気づくのか、そのとき二人はどんな選択をするのか――という心理戦がこのドラマの肝。復讐というより「制裁」に近いテーマで、サスペンス要素はかなり強め。

「もし自分だったら?」と考えずにはいられない展開が続くので、1話見始めると止まりにくい構成です。
ダーク寄りの作品を探している人にぜひ!

ザ・グローリー ~輝かしき復讐~

高校時代の壮絶ないじめ被害者が、大人になってから人生をかけて復讐する王道復讐沼。

『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』は、Netflixを代表する復讐サスペンス。高校時代に同級生からの壮絶ないじめを受けたムン・ドンウンが、何年もの時間をかけて緻密な復讐計画を練り上げ、加害者たちの人生を少しずつ崩していく物語です。

ドンウンは自分の人生を復讐のためだけの人生として再設計し、加害者の夫の家庭教師になるなど、周到にポジションを獲得していきます。彼女の闘いに共鳴し、復讐に協力する外科医チュ・ヨジョンとの関係性も大きな見どころ。恋愛と救済が、冷酷な復讐計画の中でどう作用するのかが丁寧に描かれています。

Netflixのグローバルトップ10でも上位に入り、非英語TVシリーズ視聴時間ランキングでも5位に入るなど、世界的にも高い人気を獲得しました。
「スカッとする復讐劇が観たい」「加害者がきっちり痛い目を見る物語が好き」という人には、外せない1本。
まだ観ていないなら、沼落ち確定枠として時間を確保してから臨んでほしい作品です!

イカゲーム(シーズン1〜3)

子どもの遊び×命がけのデスゲーム。完結した今こそ、一気見する価値のあるシリーズ。

言わずと知れたNetflixの顔『イカゲーム』。多額の借金を抱えた人々が、子どもの遊びを元にした命がけのゲームに参加し、最後の一人に莫大な賞金が与えられるサバイバルスリラーです。

シーズン1では、プレイヤーたちの過去とゲームの残酷さが衝突しながら、次第に「このゲームを作ったのは誰か?」という謎に迫っていきます。シーズン2〜3では、主人公ギフンがゲームの正体に近づき、組織との攻防が本格化。2025年配信のシーズン3でついに完結し、配信開始3日でNetflix史上最大のテレビローンチ記録を更新するなど、最後まで世界的な話題をさらいました。

ゲームの派手さだけでなく、「なぜ彼らはここまで追い詰められたのか」という社会的背景の描き方が、他のデスゲームものと一線を画しています。
「今さら観るタイミングを失った…」と思っている人こそ、完結した2025年の今が一気見のベストタイミングです。

涙の女王

冷え切った夫婦が、離婚寸前からもう一度恋に落ちる、王道ロマンス。

『涙の女王』は、2024年放送の夫婦ロマンスドラマ。デパート業界の女王と呼ばれる財閥令嬢ホン・ヘインと、その夫であり地方出身の弁護士ペク・ヒョヌが、冷え切った結婚生活の中から、再びお互いを好きになっていく物語です。

表向きは誰もがうらやむ夫婦。しかし、家でも会社でも「夫婦なのに敵同士」のような緊張感が続いています。ある出来事をきっかけに離婚を視野に入れた二人が、皮肉にもその過程で本当の気持ちを知っていく展開がこのドラマの醍醐味。財閥ドラマならではのドロドロもありつつ、家族愛・友情・仕事ドラマの要素も詰まっています。

Netflixの視聴時間レポートでは、歴代韓国ドラマで最も視聴時間が多い作品として名前が挙がるほどのモンスター級ヒットに。
本記事の中では、恋愛要素が最も濃く、“泣けるホームドラマ”としてもおすすめできる1本です。
「大人のすれ違いと和解に弱い」という方は、感情を大きく揺さぶられるはずです。

いつかの君に

死んだ恋人にそっくりな高校生に出会ったとき、時間と運命はどこまで巻き戻せるのか。

『いつかの君に』は、台湾ドラマ『時をかける愛』の韓国リメイク版。2023年配信のタイムリープラブロマンスです。

恋人の死から立ち直れない女性ジュニが、あるカセットテープをきっかけに1998年へタイムスリップし、自分にそっくりな女子高生ミンジュとして目覚めるところから物語が動き出します。
そこで出会うのは、亡くなった恋人ヨンジュに瓜二つの男子高校生ナム・シホン。現代と1998年、二つの時間が複雑に絡み合いながら、やがて「誰が誰を好きだったのか」「本当の運命の相手は誰だったのか」が見えてきます。事件要素も含むため、ミステリーとしての顔も持つ作品です。

全話見終わったあと、「もう一回1話から観たい」と思ってしまう人が多いのも特徴。
「切ないタイムリープものが好き」「甘いだけじゃなく、少し頭も使いたい恋愛ドラマが見たい」という方に。
夜に一人でじっくり浸かりたいときの、とっておきの1本です。

まとめ:迷ったらこの3本から

どれも沼落ち必至の12本ですが、「どれから見れば良いか分からない…」という方に、最後に3本だけピックアップしてお伝えします!

  • 復讐沼に全力で浸かりたいなら→ 『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』
  • 完結した大型シリーズで“世界的な熱狂”を体感したいなら→ 『イカゲーム(シーズン1〜3)』
  • 恋愛×感情のジェットコースターを味わいたいなら→ 『涙の女王』

少し余裕があるときは、2025年最新の『告白の代価』『CASHERO』『トリガー』『トラウマコード』『悪縁』あたりから、今年ならではの空気感を感じてみるのもおすすめです。

今日の気分に一番近い1本を選んで、じっくり沼に落ちてきてください。
「そうそう、これが観たかった…!」と思える作品に出会えますように!