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『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』バッドエンドを回避しようとした結果、知らないルートへ突入!?

「公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください」1巻書影
引用元:『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』
©桜乃みか・琴子/一迅社

今や悪役令嬢モノは、一過性のブームを超え、ひとつの人気ジャンルとして確立しています。

「悪役令嬢に転生した主人公が、断罪を回避すべく奮闘する」という基本的な流れは同じでも、作品によって “登場人物の個性” や “物語の設定” が大きく異なるのが悪役令嬢モノの魅力!
だからこそさまざまな悪役令嬢モノを読んでしまうのです♪

今回は、クールなドS公爵の悪妻に転生してしまった主人公が奮闘する、ちょっと大人♡なラブコメディ『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』(原作:琴子、コミック:桜乃みか)をご紹介します。

まずは、あらすじからどうぞ! 

あらすじ

ある日、気づくと目の前に広がっていたのは外国風の豪邸。
そしてそこにいたのは、焦ったような顔でこちらを覗き込むメイドと、二次元から飛び出してきたかのような美男子──!?

外国風の豪邸と、こちらを覗き込むメイドと美男子
引用元:『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』
©桜乃みか・琴子/一迅社
ヒーローと初対面
引用元:『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』
©桜乃みか・琴子/一迅社

物語は、主人公(女)が異世界に転生してしまったところから始まります。

イルゼ(=主人公)
引用元:『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』
©桜乃みか・琴子/一迅社

メイドのリタと会話をするなかで、以前読んだ小説『シンデレラの最愛』の世界に迷い込んだこと、その小説に出てくる公爵夫人のイルゼ・エンフィールドに転生したこと、先ほどの美男子は夫のギルバートであることが明らかに!

そしてその事実を知った主人公は、気分が沈んでしまいます。なぜならイルゼは嫌われ者の悪女だったから……。

  • 国一番の治癒魔法の使い手でありながら、その力を私利私欲のためにしか使わない
  • ギルバートに一目惚れした後、「難病の母を助けて欲しければ結婚しろ」と彼を脅して妻の座を得る

など、さまざまな悪事を働いてきたのです。
母親の命を盾に結婚を強いられたギルバートは当然、イルゼのことを嫌っています。

小説通りに進むのなら、今後、ギルバートとヒロイン・シーラが出会って恋に落ちたり、イルゼとシーラが出生直後に取り違えられていたことが発覚したりするでしょう。
さらには悪事が全部バレてイルゼは公爵家から追放され、娼館落ちという悲惨な結末を迎えることに。

そんなのは絶対勘弁だわ

そう思った主人公はシーラが現れるまでにギルバートと円満離婚をして、この世界でも生きていける知識とお金を手に入れようとします。

でもなぜかギルバートが離婚を承諾してくれなくて……!?

ここに注目!

「悪妻イルゼ」のバッドエンドを回避すべく、主人公は “新しいルート” へ進もうと試みます。

だけど、なかなか彼女の思い通りにはいかない様子。

ここからは主人公が知らなかった設定(=新ルート?)に注目しながら、本作について深掘りしていきます!

新ルート①:イルゼがギルバートに“呪い”をかけていた!?

主人公が初めて「そんな設定、小説にはなかったはず」と思ったのは、イルゼに転生した当日の夜。
寝室にやってきたギルバートにいきなり押し倒されたときでした。

いくら夫婦といえど、どんなにイルゼのことを嫌悪していようと、一方的に距離を詰めようとするギルバートの様子に戸惑う主人公。

そんな彼女にギルバートは「あなたが俺に呪いをかけたんでしょう」と一言。さらには「もう時間がない」とか「あなただって愛する夫を早死にさせたくはないでしょう?」とか、意味深な発言が飛び出します。

あなただって愛する夫を早死にさせたくはないでしょう?
引用元:『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』
©桜乃みか・琴子/一迅社

困惑するイルゼ(=主人公)に容赦なく迫るギルバートは、まさにドS公爵……!
しかし実は、彼にはイルゼを抱かなければいけない事情があったのです。

その理由が判明したのは翌日のリタとの会話にて。

なんと、イルゼがギルバートと結婚した際に「月に二度子作りする」という制約魔法を課したとのこと。
破った場合はギルバートの寿命に関わるようで……。

奥様がご結婚の際、月に二度子作りするという制約魔法を結ばれたからでしょう?
引用元:『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』
©桜乃みか・琴子/一迅社

結婚のみならず性行為まで強要されていたギルバートに心から同情した主人公は、「早く離婚してギルバートを解放してあげないと」と、離婚に向けただちに動き始めます。(主人公は、健気で真っすぐなめちゃくちゃ良い子なんです!)

彼を呼び出し離婚を切り出した彼女は、今までの(イルゼの)悪行についても謝罪し、離婚が成立したら二度とギルバートには関わらないと誠心誠意伝えたのです。

しかしギルバートは、離婚の申し出を拒否。

絶対に離婚はしません
引用元:『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』
©桜乃みか・琴子/一迅社

どうやら彼は、憎きイルゼを追い詰める材料を密かに集めているらしく、彼女の絶望する姿を見るまでは離婚しないと決めているよう。
イルゼ(=主人公)の謝罪や普段とは異なるしおらしい態度は、彼の気を引くための演技だと思っているようで……。

はたして、これまでとは別人のようなイルゼ(=主人公)と関わっていくうちに、ギルバートの心境に変化は生じるのでしょうか?

ちなみに! 本作の冒頭では、イルゼ(=主人公)を愛おしそうに見つめるギルバートとのベッドシーンが……♡

イルゼ(=主人公)とギルバートのベッドシーン
引用元:『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』
©桜乃みか・琴子/一迅社

これは先の展開を描いた場面なので、つまり、いつかこんなギルバートが見られるってこと!? (やりとりを見る限りドSっぷりは健在のようです♡)

漫画1巻の段階ではギルバートがイルゼのことを嫌っているのがビシバシ伝わってくるからこそ、今後の展開がすごく気になってしまいます!

新ルート②:イルゼの兄の勘が鋭い!?

ここまで本記事を読んでくださった皆さんには、イルゼがとんでもない悪妻だということはもう十分に伝わっているかと思います。

けれどもそんなイルゼを可愛がっている人物も。それは──イルゼの兄であるナイル・ゴドルフィン

ギルバートとの円満離婚を実現するため、力になってくれそうだと考えた主人公は、屋敷を訪れたナイルに離婚の意思を伝えます。
すると彼はその考えに大賛成! 「俺がお前を幸せにしてやるからね」とまで言ってくれたのです。良いお兄様ですね〜♡

ヒロインの兄のナイル
引用元:『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』
©桜乃みか・琴子/一迅社

……と思ったそこのあなた! ちょっと待った!!

実は彼「身分至上主義」という設定を持った、かなりの曲者なのです!!!
小説の中でイルゼが平民の子だと知ったナイルは、彼女を簡単に見捨ててしまうそう。
こんなの、別人だとバレたら厄介なことになるに決まっています。何としてでも隠し通さないと……!

しかし曲者ナイルは勘も鋭いよう。
これまで「お兄様」と呼ばれたことがなかった彼は、イルゼ(=主人公)から「お兄様」と呼ばれ、即座に異変を感じ取ります。さらには別人だという確証を得るべく、公爵家へ帰る直前に「別れのキスは? 帰りはいつもお前からだっただろう?」と彼女に嘘を吐き……!?

まんまとキスをしてしまったイルゼ(=主人公)に対し、この表情です。↓

あれは誰なんだ?
引用元:『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』
©桜乃みか・琴子/一迅社

怖い怖い怖い! イルゼだけでなくナイルお兄様もヤバい系でしたか!?汗

今後のナイルの動向にも、注目したいところです。

新ルート③:イルゼ×シーラ!?

さて、バッドエンド回避のために奮闘する主人公ですが、その行動が良くも悪くも物語に変化をもたらします。

たとえば、ギルバートにかけた制約魔法を解くために街へ出た際に、建物が爆発するという事件に遭遇。
同行していたナイル曰く「例の犯罪組織の仕業」とのことですが、元のシナリオには建物が爆発することも犯罪組織の設定もありませんでした。

さらに主人公は、その爆発事故で負傷した人たちを治療していくなかでヒロイン・シーラの母親も救い、「シーラは過去に母親を亡くしている」という設定を変えてしまったのです。

負傷したシーラの母親を救うイルゼ(=主人公)
引用元:『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』
©桜乃みか・琴子/一迅社

その事実を知ったのは、後日、主人公がシーラの家を訪れたときのこと。

家から出てきたのは先日治療をした女性と、その女性を「お母さん」と呼ぶシーラでした。

ヒロイン・シーラ
引用元:『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』
©桜乃みか・琴子/一迅社

小説でシーラのファンだった主人公は、実物を目にして大感激!

転生前に実母を亡くしていた彼女は、小説を読んで、同じ境遇のシーラに励まされ、憧れを抱いていました。
だからこそ、シーラに会えた喜びも相まって気持ちが高まり、ふたりきりになった際に彼女はシーラに「本当に大好き」と伝えます。

本当に大好き
引用元:『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』
©桜乃みか・琴子/一迅社

するとシーラはイルゼの腕を取って、近寄って……?

え…?

え!?!?!?

イルゼとシーラのキスシーン
引用元:『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』
©桜乃みか・琴子/一迅社

どうやらシーラは、爆発事故の際に身を挺して母親を治療してくれたイルゼに好意を抱いているようで……!?!?

新たなカップリングの可能性(!?)を感じる、読者もイルゼもびっくりな1巻の最後! こんな終わり方、ありですか? 続きが気になって仕方ありません!!

続巻含め、詳しくはぜひ本編にてご確認ください♡

小説をチェック

「公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください」ノベル書影
引用元:『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』
©桜乃みか・琴子/一迅社

本作は2025年4月1日に原作小説の書籍(未完)が刊行されています。
イラストはなんとコミカライズ同様、桜乃みか先生が担当!

「月に二度子作りする」という制約魔法により比較的ベッドシーンが多い本作ですが、原作小説の書籍版ではWEBに掲載されたストーリーだけでなく、甘々なRシーンがたくさん描き下ろされています♡

琴子先生初めてのTL作品とのことなので、TLもどんとこい!な方はぜひ読んでみてください♪

ボイスコミックスをチェック

2025年11月3日には待望のボイスコミック化! 1話を丸っと楽しむことができちゃいます♪

イルゼ役は高野麻里佳さんギルバート役は八代拓さんナイル役は竹田海渡さんメイド役は川口桜さんがそれぞれ担当されているのですが皆さんお声がとてもピッタリ。

観たり聴いたりすればたくさんドキドキしちゃうこと間違いなしです♡

最新巻をチェック

「公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください」2巻書影
引用元:『公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください』
©桜乃みか・琴子/一迅社

本作は現在、最新2巻が発売中♪

1巻の続きが気になる方は、ぜひ続きを追いかけてみてはいかがでしょうか?

まとめ

イルゼとギルバートが夫婦関係を続けるルート、イルゼとギルバートが離婚するルート、イルゼとシーラが結ばれるルート!?
そんなふうにさまざまな可能性を妄想しながら楽しめる本作。

イルゼ(=主人公)がどんなエンドを迎えるのか、今からすごく楽しみです♪
そしてここまで本記事を読んでくださった皆さんにも同じ気持ちを抱いてもらえていたら嬉しいです!

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