“推し”がいると日々が潤う、お一人様時間を楽しむと人生が潤う。
自分時間を大切にすることから生まれる極上の恋愛を描いた『部長の夜テクが凄すぎて腰が浮きます疼きます』は、平凡なOLがまさかの“推し”に溺愛される現代のシンデレラ・ストーリー!
甘々のロマンスと溢れる多幸感をどうぞ!!
『部長の夜テクが凄すぎて腰が浮きます疼きます』ってどんなお話?
本日ご紹介する『部長の夜テクが凄すぎて腰が浮きます疼きます』は、大塚あきら先生が描くスパダリ・溺愛・濃厚なオフィス・ラブ!
読んだ人が幸せ気分でニヤニヤしちゃうトロ甘極上のラブストーリーです。
見どころ満載の本作のあらすじをさっそく見ていきましょう!
日々もくもくと仕事をこなし、清く質素に暮らすOL・森野紬(もりの つむぎ)の楽しみは、金曜の夜に好きな店で好きなおつまみで大好きなお酒を一人で楽しむ「お一人様時間」。
普段は慎ましい生活を送る紬の唯一の贅沢です。
ある日、バーで“お一人様”を満喫していると、紬がひそかに推している有能な上司であるイケメン部長・石神創太郎(いしがみ そうたろう)が彼女にフラれる場に遭遇!
とっさに身を隠す紬でしたが速攻で創太郎にバレてしまい、彼の恋バナを聞くことに。
「聞き役として壁の代わりならなれます!」と慰める紬ですが、お酒の勢いも手伝ってなぜか一晩だけ一夜を共にすることに……。
かくして濃厚な一夜を過ごした二人でしたが、翌朝「約束通り一晩限りであとはいつも通りで」という創太郎に、「はい!もちろんです!」ときっぱり告げる紬。
拍子抜けした創太郎が「『一晩だけなんですか』『本当に遊びなんですか』と言われると思っていた」と告げると、紬が即答で口にしたのは「いえ、一晩で十分です!」という言葉。
実際には「推しとあんなに贅沢なエッチを体験できたなんて一晩でも奇跡」と思っての言葉でしたが、「あなたとは一回で、もうノーサンキュー」という意味ともとれる言葉にプライドを折られた創太郎は、どんどん紬のことが気になってしまい……。
さあ、濃厚な“推し事”オフィス・ラブの開幕です!!
見どころポイント
さっそく本作のおすすめポイントをご紹介しましょう!
ポイント1. ヒロイン・紬の「正しいお一人様」、「正しい推し活」
なんと言っても真っ先におすすめしたいのはヒロインである紬の「正しいお一人様」の楽しみ方と「正しい推し活」です!
- 正しいお一人様
紬は過去に気心知れた幼馴染と同棲した経験があり、家事も予定もデートでも彼が優先の生活に疲弊するなか、ふと「私、自分のために生きてないなー」と思い、別れたのでした。
それ以来、自分のための生活をする楽しさに目覚め、金曜の夜のお一人様時間を満喫しています。
好きな人を優先させるのも愛ではありますが、それで自分だけが我慢し続けたり、消耗したりしてしまうのであれば、あまり良い恋とは言えませんよね?
実際、紬は、部長にもっと一緒にいたいと言われても「洗濯とかしないといけないのでこれで帰ります」とスパン!と言ってのけます。
恋人になろうと言われても、お一人様時間のために断ったり、おごると言われても、きちんと自分の食事代などは自分で支払ったりする清々しさも格好いい!
いくら大好きな人の誘いでも「ここまで」というラインをきちんと引いて、自分軸で生きる自立した紬の姿に、共感したり勇気をもらったりする読者もいるのではないでしょうか?
- 正しい推し活
そして推し活! 紬は部長のことを推しています。
部長の顔を見るたびに感謝のあまり拝んだり、「はー、好みの顔は目に効く……目が潤う」とハンカチで目を拭ったりするほど。
その「推し」が傷心となれば、進んで壁の役(聞き役)を買って出て、神速で残業を片付け駆け付けます。
一夜を共にしてもその思い出を胸に仕事をがんばります!と心に誓って、「神様ボーナスをありがとう」と感謝まで!
部長に告白されても「失恋で弱っているからに違いない!」と考え、エッチをするのも「失恋の傷を癒すお手伝い」だと思っている様子……。
いくら天然とは言え、多くを望まないその姿は、なんて正しい推し活の姿勢でしょう(笑)!!
この「正しいお一人様」と「正しい推し活」が功を奏して(?)部長の目にはつれない態度に映り、部長の恋心を駆り立てる結果に……!
もちろん本人は気付いていませんが、知らずのうちに恋のテクニックを何度も繰り出している紬を、わたしたちも見習いたいところです(笑)。
ポイント2. スパダリ部長・創太郎のいろいろスゴいテク!
紬はもちろん、会社の女子社員たちを虜にする創太郎は、紬も「神様が気まぐれで作ったかと思うようなイケメン」と言っているくらいですし、紬の元カレが現れたときにも「年収や学歴や仕事の話で殴り合おうか?」とサラっと言って撃退するくらいなので容姿端麗、高身長はもちろん、高学歴、高収入……!
そう、まさに絵に描いたような「スパダリ(スーパーダーリン)」!
本人も「今までの人生で片想いなんてしたことなかった」とかエッチをしても「大抵は再戦を要求されてきた」と、モテる自覚も自信もある様子。
その自信を紬の天然によって華麗に(?)打ち砕かれて翻弄されている姿も可愛らしくてまた魅力に引き込まれるのですが、それもスパダリ“らしくない”ギャップを感じるからこそ!
そんなスパダリ部長・創太郎のスゴテクは何もエッチのテクニックだけじゃありません!
- 肯定テク
エッチの最中も紬のことを「可愛い」「いいにおい」「キレイだ」「感じてくれて嬉しい」と褒めまくり。
普段でさえも紬が作った企画書を「すごく丁寧で分かりやすく出来てたよ、ありがとう」と名指しで褒めて感謝の言葉を言ってくれたり、普段着姿を見て「レアだ」って笑ってくれたり、「笑顔可愛いね」「昨日はありがとう。すごく楽しかった」「君は悪くない」などなど、褒め&承認の連打! 肯定の嵐!
まさに自己肯定感爆上げ神!!
傍にいる女性をみな幸せにしちゃうことでしょう♡
- 素直テク
さらに部長のスゴさはその素直さ。エッチ中であろうとなかろうと、常に思ったことを率直に口にします。
「ああ!もう可愛いな!」「君と一分でも長く一緒にいたい」「気持ちいい~」「思い返すと死にそうだ」「恋人になろうよ」とにかくもう自分の素直な気持ちを何でもサラリと口にします。
しかも「嫉妬した」をはじめ、一見マイナスに感じる言葉でさえも部長が言うとなぜかポジティブな響きに!
紬に翻弄させられている間ですら、「自分はこういうマイナスなことも感じたよ」と素直に伝えることによって、マイナスが素直に相殺されて前向きに聞こえるという恐るべし上級テクニック! あるいはイケメン部長マジック!!
会社でも同僚や部下に人望が厚いのも納得です。
- 聞きテク
そして「人の話を聞く」というテクニック。ただ話を親身に聞くわけではありません!
紬との会話を観察していても、「相槌+肯定+質問の投げかけ」をごく自然にしているというスゴ技。
話している相手は、自分の話を聞いてもらって+肯定してもらえて+さらに興味を持ってもらえていると感じますよね!
そして度々口にする「〇〇しない?」「どうかな」という疑問形に見せた誘い方。
この聞きテクには抗える気がしません! ハイ! 部長ファンの一丁上がり!
誰もが即決で「ハイ♡」と頷いてしまうハズです♡
時々でも「ノー」と言えちゃう紬は大したものですね!
さて、このような聞きテクを考えてみると、女性社員たちが「部長は仕事ができる」と噂していたその所以を垣間見ることが出来る気がします。
紬との会話での自然な感じを見ても、男女問わず誰とでもこういう話し方をしているんだなあという印象。
ああ、なんて「人たらし」なんでしょう!
以上、3つのテク。これに人当たりの良さと物腰柔らかな印象が加わって、魅力溢れる「ザ・大人の男」の出来上がり!
こんなスパダリ部長が目の前に現れたら、誰もが恋をしたくなるハズです!
ポイント3. 乱れ飛ぶエッチなオノマトペ!
最後におすすめしたいのは「オノマトペ」。
そう!「擬音」です!
大塚あきら先生!! 擬音がエッチすぎますよ!!
丁寧かつ濃厚に描かれたエッチシーンですが、愛撫から始まり、そこは擬音のオンパレード。
バチュッ、ぐちっ、ギッチュ、ヌリュ、チュコッ、ゾクンッetc.etc…
大塚あきら先生、先生は擬音の魔術師ですか!?
紙面に広がる擬音にぜひとも注目してください!! 見逃し厳禁です!
まとめ
さあ、読めば読むほど紬のことが羨ましくなる『部長の夜テクが凄すぎて腰が浮きます疼きます』は単行本全4巻が発売中。
濃厚で入念なラブシーンのエロさはもちろん、溺愛の幸福感も満載。
「お一人様」も最高だけれど、部長となら「お二人様」だって絶対最高!!
みなさんもぜひ読んで、大人の男にハマりませんか?
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