ベビーシッターとして向かった派遣先で、イケメン保護者とエッチしちゃった!?
そんな身体の関係から始まるふたりのラブストーリー『雇い主と、シてもいいですか? ~ベビーシッター山田さんの受難~』。
かわいらしいやりとりが満載でイヤなキャラクターが出てこない、ほっこり温かいTL漫画です。
上下巻で完結しているので、結末まで気になる方にもおすすめ!
それでは本作の魅力を紹介してまいりましょう♪
あらすじ
派遣切りにあった山田琴音(やまだ ことね)が見つけた次の仕事はベビーシッター。
その日顧客の家を訪れると、4歳のかわいい女の子・彩(あや)とイケメンパパ・黒瀧忠臣(くろたき ただおみ)に出迎えられます。
家に入った琴音は、憧れの写真家「黒瀧さん」の写真が飾ってあることに気付き……!
まさか、このイケメンパパが黒瀧さん!?
業務終了後、ずっと憧れていたことを「黒瀧さん」に伝えると、彼は若くてかわいい子が自分のファンだなんて嬉しいと琴音を抱き寄せます。
琴音が慌てるも、彼は構わず触れてきて……!
結局最後までシてしまった琴音。しかも「黒瀧さん」だと思っていた彼は、実は双子の片割れで!?
雇い主とエッチしちゃった! 仕事をクビになるのでは!?
これから一体どうなるの――!?
登場人物
山田琴音(やまだ ことね):子ども好き。未経験ながらベビーシッターの仕事に意気込む。写真家の「黒瀧さん」に憧れている。
黒瀧忠臣(くろたき ただおみ):写真家・黒瀧忠信(くろたき ただのぶ)の双子の兄。職業は官能小説家。忠信が海外ロケに行っている間、姪の彩を預かっている。
見どころポイント
本作は、恋愛的な愛情だけじゃなく、家族愛もたっぷり詰まった作品です。
たくさんの愛情に触れ、読んでいて幸せな気持ちになれますよ♡
また、温かみがある綺麗な絵柄も、作品の雰囲気によく合っていて素敵です♪
それでは以下に、そんな本作の魅力をより詳しく紹介してまいります!
愛がいっぱい! ほっこりラブコメ♡
愛情豊かなキャラクターが目立つ本作。
ヒロインである琴音も、もちろんそのうちのひとりです。
穏やかで優しい性格の琴音は、もともと子ども好きということもありますが、母親がいない彩ちゃんに感情移入してしまい、なんでもしてあげたくなっちゃいます。
風邪をひいた彩ちゃんに「元気になるまでそばにいて」と言われて黒瀧家に泊まったり、彩ちゃんリクエストのお弁当を作ったり……彩ちゃんへの愛情が見られるエピソードが満載です!
一方で、忠臣の書いた官能小説を読みながらひとりエッチしてしまったり、強引な忠臣に流されてしまったりと、快楽に弱い面も。
豊満な胸や柔らかそうな体つきあたりも含め、忠臣からしたら(性的に)たまらないんだろうな、と思います(笑)♡
「シッター」と「雇い主」という立場にもかかわらず身体を重ねてしまった琴音と忠臣ですが、その後お互いのことがどんどん好きになっていきます。
身体の関係から始めてしまったせいでなかなか気持ちを伝えられず、どう見ても両想いなのに付き合っていない……という焦れキュン具合も楽しめますよ!
両片想いが好きな人にはたまらないと思います!
そんなふたりのおすすめシーンがこちら♪
散々エッチなことをしているのに手が当たっただけでドキッとしちゃう琴音、そしてそんな彼女の様子を見た忠臣が手を繋ぐというシーンなのですが、めちゃくちゃ良いです! ときめき爆発シーンでした!!
ちなみに、忠臣が琴音のことを好きになったきっかけは下巻で明かされます。
これもまたクスッと笑えて良いエピソードなので、ぜひ上下巻セットで読んでみてくださいね♪
ちょっと強引だけど親近感が湧くヒーロー
忠臣は勤務初日にもかかわらず琴音に手を出してしまう、ちょっと強引なヒーロー。
それでも憎めないのは、すごく人間味のある男性だからなんですよね。
とくに子育てに真剣に取り組んでいるところは、好感しかありません!
忠臣本人は「所帯じみている」と言っていますが、姪っ子に対する愛にあふれていて、とても素敵なヒーローです。
そんな一面があるからこそ、ふたりきりのときに見せる攻めの姿勢と、彩ちゃんがいるときとのギャップに、グッときてしまうんですよね!
すぐに手を出してしまうのも、琴音がかわいくて仕方ないんだろうな……というのが自然と伝わってくるので、ニヤニヤしながら見ちゃいます(笑)♡
最初は強引に迫っていた忠臣ですが、「…抱いてもいいか?」と琴音に確認する場面も!
とてもキュンとするシーンなので、ぜひ本編でご確認くださいね♪
彩ちゃんがかわいい!!
最後にぜひとも言及したいのが、忠臣の姪っ子・彩ちゃんのかわいさについて!
TL漫画に子どもが登場するのはわりと珍しいと思うのですが、本作は彩ちゃんなしには語れません!
琴音の周りを小さな身体でぴょこぴょこ動き回っているところや無邪気な言動もかわいらしいし、わがままを言って忠臣を困らせる場面ですらかわいい♡
忠臣と琴音の行動について純粋な目で聞いてくるあたりは、スパイスが効いていて面白いです(笑)。
単行本のあとがきによると、彩ちゃんは竹輪つぼみ先生のお子さんの様子を参考に描かれているそう。
描写の解像度が本当に高くて、リアルな「あるある」がいっぱい!
かわいさだけでなく育児の大変さも伝わってきて、忠臣がベビーシッターを雇おうと思ったことにもちゃんと説得力があります。
とくに三人で動物園に行くエピソードは、彩ちゃんパワーが爆発しているので、ぜひ注目してみてくださいね!
まとめ
かわいらしさとほっこり感あふれる本作の魅力を紹介してまいりました!
単行本の描き下ろしには、ふたりの「キス」にまつわるおまけ漫画が収録されています。
こちらもラブがいっぱい詰まっていてとっても素敵なので、ぜひ読んでみてくださいね♪
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