『ワケありおっぱいが、上司（絶倫・ヤクザ）のお口に合いまして』ズレた彼との不器用ラブコメ♪

陥没乳首を「好き」って言ってくれたことが嬉しくて……！

胸にコンプレックスを抱えるヒロインと、それに興奮しちゃうヤクザ上司のラブコメ『ワケありおっぱいが、上司（絶倫・ヤクザ）のお口に合いまして』。

ちょっとズレた絶倫おもしろヒーローにご注目を！

それではさっそく、テンポが良くてクスッと笑える本作の魅力を紹介してまいります♪

あらすじ

会社員の園村菜海（そのむら なつみ）は、部下に恋愛上級者のフリをしているけれど、実は処女。
コンプレックスの陥没乳首が原因で、いまだセックスの経験がありません。

ある日菜海は、女性問題が絶えない同僚の経営コンサルタント・十霧絢人（とぎり あやと）と居酒屋で鉢合わせます。

彼は、どんなに見た目が好みの女性でも、一度寝ると飽きてしまうそう。

そんな彼に一晩に何回するのか聞かれた菜海は、大学生のころに聞いた話を思い出し「10回くらい」と言ってしまいます。

すぐに嘘を見破られ、処女だとバレてしまった菜海。さらに十霧のスイッチが入り、ふたりはホテルへ――！

「処女、もらっていいですよね？」と迫る彼に、自分の“ヘンな胸”を見せれば引くだろうと思った菜海は、思い切って見せることに。
すると彼はこの胸を好きだと言ってくれて……！？

待って、急に言葉遣いが乱暴に！？　でも気持ちいい。こんな風に触れられたらどうなっちゃうの！？

登場人物

見どころポイント

本作はテンポが良くて、とても読みやすいラブコメです。

ヒーローの十霧がかなり“おもしろい”男で、要所要所でクスッと笑ってしまうシーンも♪

十霧と菜海、ふたりの掛け合いも楽しくて、ずっと見ていたくなりますよ♡

それでは本作の見どころポイントについて詳しく紹介してまいりましょう☆彡

見どころぎゅうぎゅう詰め！

陥没乳首、オフィスラブにヤクザもの……。

これらの要素はひとつでも作品が成り立つと思いますが、本作は3つが詰まった欲張り作品♡　

しかも不要な要素はありません！　すべてが本作の魅力に必要な要素となっているんです。

まずは菜海の陥没乳首について。

胸がコンプレックスで、例え同性であっても見られたくない菜海ですが、なりゆきで十霧に見せることになります。

彼女の胸を見た十霧は「この胸 僕は好きです」「…抱いていいですか？」と優しく平然と言うのですが、実は内心陥没乳首にめちゃくちゃ興奮しているんです（笑）。

最初は菜海に興味がなさそうだったのに、どんだけ菜海の陥没乳首が好きなんだ！とツッコミたくなること間違いなし！　本人曰く、“なかなか顔を出さない”のが、最高の焦らしプレイなんだとか（笑）。

菜海のかわいさに悶絶する様子などもあり、菜海自身に惹かれているのはもちろんなのですが、とにかく彼女の陥没乳首が大好きな十霧がおもしろいので、注目してみてくださいね♡

また、本作は同僚とのオフィスラブがベースの作品。
でも突然ガラの悪い人に付きまとわれたり、十霧の態度や生活ぶりがヤクザだったりと、しっかりとヤクザものの要素も楽しめます。

ただ、ハードボイルドというよりはコメディ要素が強め。
ハードな展開が苦手な人でも楽しく読めると思います！

イケメンだけどズレたヒーロー

ヒーローの十霧は、イケメン経営コンサルタント。

女をとっかえひっかえしていた過去もありますが、仕事ができてお金持ち、仕事中の丁寧な物腰と素のときの乱暴な言葉遣いのギャップも素敵な、魅力的な男性です。

しかし十霧を語るうえで一番のポイントは、一般常識からズレた男であるということ！

極道の世界で育ち、夜の女性ばかりを相手にしていたので感覚がかなりズレているんです。

例えば……、

• 初めて菜海を抱いた翌日、足代として5万円を置いていく
• マンションひと部屋を菜海にプレゼントする
• ヤクザの舎弟を菜海のボディーガードにする（本人の了承なし）
• 初デートが競馬場
• 金で問題を解決しようとする

など、挙げればキリがありません！

ただ、この不思議な行動はすべて菜海を喜ばせようとしてやったこと。

はじめはドン引きしていた菜海ですが、だんだん十霧のズレっぷりに慣れていって「またか……」みたいな感じになっていくのがまた面白いです（笑）！

すれ違いながらも前進するふたりの関係

最初はお互いにまったく興味がなかったのに、あれよあれよと好きになって、身体も性格も相性抜群なことがわかって……。

でもふたりの恋愛は、一筋縄ではいきません。

本気で人を好きになったことがなかった本命童貞の十霧は、どうしたら菜海が喜ぶのかがわからずに、自分の感覚で彼女にアタック！　――結果、菜海がキュンとする場面もあるのですが、変に解釈してしまうことも。

一方の菜海も、十霧は「女慣れしている」「ヤクザ（！？）」と思っているので、彼の言動をまっすぐ受け止めることができません。

菜海の反応も、予測がつかなくて面白いです（笑）。

一歩進んで二歩下がる、みたいな場面が続きつつも、ふたりの関係は着実に前進していきます！

そして、1巻の中で一番期待していただきたいのは、告白シーン！

普段俺様な十霧がまっすぐに気持ちを伝えるとても素敵なシーンで、彼の隠れた誠実さや優しさが表れているので、ぜひ注目してみてくださいね♪

まとめ

いかがでしたか？

本作は長期連載作品で、現在単行本6巻まで発売されています。

続巻でもふたりの関係は進展していくので、ぜひ続けて読んでみてください！

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