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『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』ひたむきで優しい幼女にキュン♡ 癒やしのもふもふパラダイスへようこそ!

少女漫画レビュー
『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』1巻表紙
引用元:『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』
© 高上優里子 / 向日葵 / 双葉社

突然ですが、みなさん。最近お疲れではないですか?
「仕事は楽しいけれど、家に帰ると何もしたくないかも」
「もうちょっとだけスローダウンしたい!」
そんなあなたにおすすめしたいのが、『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』です!

2012年に小説投稿サイト「小説家になろう」で連載が始まった物語のコミカライズで、タイトルに違わず、もふもふな動物や聖獣をなでなでする癒やし要素がたっぷり♡
さらに、主人公・ネマの愛らしさも規格外なんです!

そんな「異世界もふもふファンタジー」、さっそく魅力を紐解いていきましょう♪

あらすじ

27歳で過労死した秋津みどりは、神様から「異世界で他の種族を迫害している人類を滅ぼすかどうか決めてほしい」というなかなかヘビーな依頼を受けます。そして前世の記憶を持ったまま、ガシェ王国の公爵家の第3子「ネマ」として生まれ変わります

その時に、神様から与えられたのは「人間以外の生物に好かれる能力」
ステキな家族に見守られ、動物たちに慕われながら、ネマはすくすくと成長していきます♪

ある日、お母さんに連れられて王宮へ行ったのをきっかけに、聖獣「天虎」のラースや王子ヴィル、国王との交流が始まります。

また、兄と姉の授業参観に付いていった際には、聖獣「炎竜」のソルをかばったことで彼に認められ、鱗をなでなでさせてもらった上、竜玉(オーブ)まで授けられることに!

持ち前の天真爛漫さで人類と生き物との橋渡しをする、ネマの冒険の第一章。ここに幕開けです!

登場人物

ネフェルティマ・オスフェ
引用元:『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』
© 高上優里子 / 向日葵 / 双葉社

ネフェルティマ・オスフェ(ネマ):公爵家の第3子。前世で過労死した際、神様に「かわいい動物をもふもふしたい!」という願いをぶつけ、人間以外の生物に好かれる能力を得る。天真爛漫で自由奔放、どんな動物でももふもふなでなでしたがる。

ヴィルヘルト・レガ・ガシェ
引用元:『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』
© 高上優里子 / 向日葵 / 双葉社

ヴィルヘルト・レガ・ガシェ(ヴィルまたはヴィ):ガシェ王国の王子で、聖獣ラースと契約した主(あるじ)。美少年。いつもネマをからかうので、ネマの心の中では「鬼畜王子」と呼ばれている。

デールラント&セルリア・オスフェ公爵
引用元:『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』
© 高上優里子 / 向日葵 / 双葉社

デールラント&セルリア・オスフェ公爵:ネマの両親。父・デールラントは宰相で、ネマを溺愛。母・セルリアは王立魔術研究所魔法工学局長で、普段は優しいが怒らせると怖い。

見どころポイント

犬やネコをなでなでしたり、抱っこするだけで、ほわっと幸せな気持ちになりますよね。
本書は読むだけで、もふもふした生物を思う存分なでなでした気分になれる、いわば癒やしの書。

しかも、なでなでされている生き物だけではなく、なでなでしているほうのネマも異次元の愛らしさ♡
「ひたむきな3歳児✕もふもふ生物」なんて、もはや身悶えるレベルの組み合わせ。チート級のかわいさなんです!

手を伸ばして触れてみたくなる♡ 優しい聖獣たち

神様から特別な力をもらったネマは、どんな姿の生き物でも怖くありません。
犬のディー、森のリスやウサギ、鳥たちはもちろん……。

犬のディー
引用元:『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』
© 高上優里子 / 向日葵 / 双葉社

白虎のような姿をしたルースや、大人たちさえも恐怖で凍りつく炎竜ソルとも、「もふもふしたい、なでなでしたい」という欲求に突き動かされて友達になってしまいます。

炎竜ソル
引用元:『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』
© 高上優里子 / 向日葵 / 双葉社

しかし、「人類は他の種族を迫害している」と言う神様……。人間と他種族との関わりがどう変化していくのか、今後の展開から目が離せなくなりそうです!

みんなが驚く! 生き物を惹きつけるネマの力

恐ろしい外見をした生物が現れても、怖がるどころか「かわいい!」「なでなでしたい!」「どんな手触りかな?」が先にくる、筋金入りのもふもふマニア・ネマ♡

天虎をもふもふするネマ

引用元:『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』
© 高上優里子 / 向日葵 / 双葉社

「生き物を大切にしたい、友達になりたい」という純粋な気持ちは聖獣たちにも響き、みんながネマを認め、受け入れてくれます。

その姿を見て、大人たちは「信じられない」とざわつきますが、ネマはいつでも自然体♪ 気負うことなく、種族を超えた仲間の輪を広げてゆくのです。

両親、とくにお母さんのギャップ萌え要素あり!

ネマの家は王家に連なる血筋の公爵家で、お父さんは宰相、お母さんは王立魔術研究所魔法工学局長という文句なしのエリート一家。

お父さんはネマを溺愛するあまり、すぐにキュンとなったり、デレっとなったり、オロオロと心配したり、いろんな表情を見せてくれます(笑)。

さらに輪をかけて、ギャップ萌えが激しいのがお母さん。普段は美しく優しいママンなのですが、実は肝が座った芯のある女性。理不尽な意見に対しては、優しい笑顔を崩さないまま論破するのが逆に怖いです(汗)。

優しい笑顔を崩さないまま論破するセルリア
引用元:『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』
© 高上優里子 / 向日葵 / 双葉社


ネマの姉・カーナの対戦相手として巨大な聖獣が現れたときには、強い笑みを浮かべてこぶしを握るなど好戦的な一面もあり、知れば知るほどハマっちゃうこと間違いなしのキャラクターです♡

アニメもチェック!

本作は2024年にテレビアニメ化もされました! 全12話で、動くネマともふもふたちをたっぷり堪能できるのがうれしいですね♡
こちらもぜひチェックしてください♪

まとめ

今もノベル版が連載中で、新たなエピソードが次々と生まれている『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』 現在、コミックは13巻、原作のノベルは17巻まで発売中で、まさに人気のご長寿ノベルです!

疲れたときにページをめくれば、登場人物と登場生物(?)たちの姿に癒やされること間違いなし。
気がついたら元気になっていたとしたら、それはまさに、ネマたちの魔法なのかもしれませんね♡

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