「愛が重い」のはヤンデレですか? いいえ、純愛もあるんです!!
今回ご紹介する『瑞樹くんの愛が重すぎる』(宮崎うの)は、保育士ヒロインと医者のヒーローが恋人関係に発展していく作品です。
初心なヒロインと激重溺愛っぷりを発揮する、幼馴染の甘々狂愛ストーリーをご紹介させていただきます!!
あらすじ
病院勤務者のための24時間稼働保育所に保育士として勤務している飯森はる(いいもり はる)。
海外に赴任していた30代前半のイケメン外科医が異動してきたとの噂を耳にします。
その外科医は、なんと何年も会っていなかったハイスペックな幼馴染の影居瑞樹(かげい みずき)でした。
瑞樹ははるの兄の友人で、幼少期からの仲。
漫画やゲームのヒーローのような存在で、イケメンでなんでもできる瑞樹。はるは学生時代からずっと「もうひとりのお兄ちゃんで人生の最推し」と割り切ってきました。
再会した日の夜、気になっていた人とのご飯を急遽キャンセルされて途方に暮れていたはるは、仕事終わりで偶然近くを歩いていた瑞樹とご飯に行くことになります。
おいしいご飯とお酒で気分もふわふわしているはるに、瑞樹は優しく手を取り甘い言葉を囁いてきます。
からかわれていると思ってしどろもどろになりますが、人生最推しに至近距離で迫られ、一夜を共にすることになって――!?
注目ポイント
本作の見どころは、はるに対する瑞樹の重ため執着愛♡
そして瑞樹の重たい愛に気づかない純粋なはる。
そんなふたりのイチャイチャ具合がとっても萌ポイントなのです!!
見どころポイント1 はるへの激重感情の始まり
愛がちょっと重たすぎるのでは!? と思うくらいの溺愛ぶりを見せつけてくる瑞樹。
どうしてここまではるに対して執着するようになったのか。それはふたりの出会いから始まります。
小さい頃、瑞樹の名前がちゃんと言えないはるに対して人生で初めて素直にかわいいと思えた瑞樹。
はるの兄と親しくなったことで、飯森家に遊びに行くことも多くなり、自然とはるは瑞樹に懐いていきます。
はるに「絵本の王子様みたい」と言われた瑞樹。そこからはるの何気ない一言で運動も勉強もできるハイスペック男子に成長していきます。
そして月日は流れ、ある日はるは「彼氏ができたんだ」と瑞樹に報告します。
その瞬間、瑞樹に黒い気持ちが渦巻き、頭の中ではるが言った「瑞樹がいないと無理」という言葉が脳裏をよぎります。
そして瑞樹の中で、はるは「天真爛漫で無垢な可愛い妹」から「全部自分のものにしたい女の子」へと変化したのでした。
そこから瑞樹は、はるを自分のものにするための準備を始めました……。
はると彼氏を別れさせるために、はるの彼氏を合コンに参加させたり。
海外からはるの生活を見守るため、異母兄弟であると偽り探偵事務所に定期的に調査を依頼したり……。
そして、今はるが勤めている保育所も瑞樹が彼女の兄を通して勧めたところだったのでした。
ふたりの再会は、決して偶然ではなかったのです――!!
その執着や努力をはるには微塵も感じさせないよう“はるの王子様”を完璧にこなす瑞樹に、彼女は全然気がついていません(笑)。
激重感情をきっちり隠し、甘い部分だけを見せる瑞樹。
これらの行為がはるにバレませんように……バレたとしても、受け入れてくれますように……と切実に願います!
見どころポイント2 純粋無垢すぎるヒロイン
瑞樹のせいで彼氏ができないため、ピュアな心のまま成長していった一方で、恋愛に対して自信がないはる。
瑞樹からの甘い言葉や告白にも自惚れちゃいけない! という気持ちを持っていました。
そんなはるですから、当然エッチなことに関しては初心者です。
瑞樹にあれこれ攻め立てられ、よくわからぬまま快楽に落ちていってしまう様はあまりにもエッチすぎるのです!
そして、個人的に推したいはるのかわいいピュアエピソードがございます☆
まだ恋人になる決心がつかないはるが、瑞樹から合鍵を貰うも1週間以上連絡が取れず会えない日々が続いていたとき。
仕事で忙しい中電話をしてきた瑞樹が「帰ってはるが家にいたら疲れも吹っ飛ぶのに」と何気なく口にします。
その一言で無性に瑞樹に会いたくなってしまったはるは、なんと自分でも気づかぬうちに彼の家でご飯を作っていたのです。
正気に戻り、自分のしたことを後悔していたところに瑞樹が帰宅!
「冗談も通じない重い女と思われたらどうしよう!?」と泣きそうになるはるを抱きしめ、とても喜んでくれるのです!!
喜んでもらえてほっとするはるがかわいくて仕方ありません!!
しかも、瑞樹は激務続きだったためすぐに寝てしまうのですが、はるもそのまま一緒に寝ちゃうんです!!
安心しきって無防備なこの姿!! たまらなく愛おしいです!!
この先もずっと純粋無垢でかわいいはるのままでいてほしいと強く思ってしまいました♪
見どころポイント3 ふたりが付き合うまでのヤキモキ期間にキュン♡
瑞樹にガンガンアプローチされても、はるは「こんなハイスペ幼馴染が自分を相手にするわけない」と本気にしていませんでした。
結局、瑞樹の押しに負けて一夜を共にするわけですが、その後合鍵をもらっても「自分では彼には釣り合わない」と悩んでしまいます。
そして「酔った勢いで誘ってしまって、幼馴染だし引っ込みがつかなくなって告白してきたんだ!」と思い、瑞樹に「あの日のことは無かったことにしよう」と伝えます。
瑞樹はそんな言葉をものともせずにぐいぐいアプローチする一方、はるは幼馴染で“お兄ちゃん”と“妹”のような関係だからと、恋人関係に踏み込めません。
付き合ったとしても、「瑞樹がハイスペイケメンで大変モテるため、釣り合っていないんじゃないか、他にいい人ができるのではないか」とたくさん心配することになってしまいます……。
そんなはるですが、「はるが一番だから、安心できるようにする」「信じられたら気持ちを聞かせてほしい」という瑞樹の言葉を受け、断りきれず了承するのでした。
はるに対する瑞樹の溺愛っぷりと、本当は瑞樹が好きなのに自信がなくて悩んでしまうはるの姿に、いつ恋人同士になるのか!? と焦らされて焦らされて、ページをめくる手が止まりませんでした!!
1巻後半でやっと! やっとはるが自分の気持ちに素直になり恋人同士になるのですが、素直に「すき」と瑞樹に伝えるはるがかわいくって!!
両片想いが続いたふたり。自分の気持ちをやっと伝えられたシーンで、感情が昂ってしまいました!
YouTube動画も展開中☆
電子TLコミック・ラブコフレとラブチークの公式YouTubeチャンネルラブコフレ&ラブチークにて、コミック動画を配信中です!
YouTube用に編集されていますが、ふたりの再開から3話の途中までのストーリーが楽しめちゃいます♪
気になる方はぜひチェックしてみてください!!
まとめ
本作は、2024年2月現在1巻まで発売中です!
無事恋人同士になったふたりですが、瑞樹の激重感情ははるにバレないままなのか?
そして、溺愛具合はどう加速していくのか!?
続きが気になる本作。ぜひともお手にとって読んでみてください♪
▼本作の関連情報は以下もチェック!
▼関連リンク