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『ショジョ婚 ~小日向夫婦はシてみたい~』ピュアで可愛い夫婦の初々しい結婚生活!

TL漫画レビュー
くるみと敬一郎が戯れている画像
引用元:『ショジョ婚 ~小日向夫婦はシてみたい~』
© 小島きいち / 青井千寿 / リブレ

疲れた心に癒やしが欲しい……!

そんなあなたにおすすめなTL漫画、『ショジョ婚 ~小日向夫婦はシてみたい~』(漫画:小島きいち 原作:青井千寿)

ほんわかした夫婦がゆっくりと関係を築いていく本作には、悪役といえるようなキャラクターが登場しません。

大きな事件も起こらずに、ただただ可愛い♡と幸せな気持ちになれるので、ストレスフリーで読めちゃいます!

癒やし系&甘々な本作の魅力をご紹介します♪

あらすじ

植物学者を父にもつくるみは、動物行動学者の小日向敬一郎(こひなた けいいちろう)と、1年半前のお見合いをきっかけに、結婚しました。

初対面のお見合いのときから、女性に不慣れで動物の話ばかりしてしまう敬一郎のことを「可愛らしい方」と感じ、良い印象を持っていたくるみ。

ふたりは半年の交際を経て結婚し、円満で穏やかな結婚生活を送っています。

くるみは過去の経験から、男性に迫られることに恐怖心を抱いており、ふたりは結婚から1年経ってもセックスをしていません。

でも、最近のくるみは、それでは満足できなくなっていました。

ハグや軽いキスでは寂しい。もっと深く触れ合いたい。でもどうやって伝えればいいのかわからない。

そしてそれは敬一郎も同じで……。

登場人物

くるみの画像
引用元:『ショジョ婚 ~小日向夫婦はシてみたい~』
© 小島きいち / 青井千寿 / リブレ

小日向くるみ(こひなた くるみ):植物学者を父にもつ。ほんわかした性格で植物が好き。結婚前は男性に恐怖心があった。

敬一郎の画像
引用元:『ショジョ婚 ~小日向夫婦はシてみたい~』
© 小島きいち / 青井千寿 / リブレ

小日向敬一郎(こひなた けいいちろう):動物行動学者。穏やかで優しい性格。なにかと動物や虫に例える癖がある。

見どころポイント

本作は、漫画と原作で作家さんが異なります。

漫画担当の小島きいち先生は、ライトノベルの表紙や挿絵イラストなどの仕事もされており、華やかで繊細な線が魅力的な絵を描かれます。

本作では、美しい絵に加え、エッチシーンの体位などもお上手で、惹き込まれます!

原作の青井千寿先生は、TL小説やTL漫画のシナリオ制作をされており、繊細なストーリー運びと、物語の中のふとしたシーンの心情表現が魅力的な作家さんです! 

このおふたりのタッグで、面白くないわけがありません!

早速、本作の見どころポイントをご紹介します♪

穏やかで優しい夫婦の空気感

くるみも敬一郎も、非常に温厚で優しい性格です。

ふたりがケンカしたり声を荒らげたりすることはありません。

ストーリーにも極端な起伏はなく、ドラマチックな大恋愛を楽しむというよりは、穏やかで温かい夫婦の空気感を楽しみたい人向けの作品となっています。

夫婦仲はいたって円満、穏やかで幸せな結婚生活です
引用元:『ショジョ婚 ~小日向夫婦はシてみたい~』
© 小島きいち / 青井千寿 / リブレ

感じの悪いキャラクターは(今のところ)いないし、くるみと敬一郎の間に不穏な空気が流れることもないので、ストレスフリーで読めますよ!

当て馬になりそうなキャラクターが出てきたと思ったら、問題になる前にふわっと解決してしまいます。

くるみと敬一郎の関係も、最初こそ初々しい印象でしたが、だんだんとラブラブ度が上がっていき、「ちょっとこれはバカップルなのでは?」と思うような場面も。

ふたりの波長がとても似ているので、穏やかなときはともに穏やかで、ラブラブなときはともにラブラブモード。

本当にふたりの世界が広がっているように感じます。

ただただ、お似合いで可愛いふたりの空気感に、癒やされましょう♡

少し変わっているけど理想の夫・敬一郎

敬一郎は、とても素敵で、理想の夫といっても良いような男性です!

例を挙げると、

  • 顔がとても良い
  • 学者という職業
  • 家事を一緒にやってくれる
  • いつも穏やかで声を荒らげることがない
  • くるみの恐怖感がなくなるまで行為を待ってくれる
  • くるみのことを全肯定し、愛情表現も多い

など……!

とにかく優しくて、すべてがくるみファースト!

大きな愛で包んでくれるんです。

敬一郎が笑顔でくるみに話しかけている画像
引用元:『ショジョ婚 ~小日向夫婦はシてみたい~』
© 小島きいち / 青井千寿 / リブレ

非の打ちどころがない良い夫……と言いたいところですが、学者らしい(?)面白い一面も。

ずばり、なんでも動物や虫に例えてしまうんですよね。

  • モテるツバメを見習って燕尾服を着て来ればよかった
  • セミにできること(求愛)が僕にはできない
  • カマキリや蜘蛛のオスなら食べられてしまっていた
  • 僕にもタコのような交接腕があればよかった

などなど……。

毎回、必ずといっていいほど動物のうんちくを話してくれます。

なんとエッチを誘うときもセミやミノムシの話から始まってしまうほど。

普通の女性ではちょっと引いてしまう部分もありそうなのですが、くるみはまったく引きません(料理中にミミズの話をされたときには、さすがに指摘していましたが)。

そういう面でも、相性の良い夫婦だと感じます。

この敬一郎の動物の話も、ショジョ婚の魅力のひとつ!

面白いので、注目して読んでみてくださいね。

身も心も結ばれたいふたり

結婚して1年経ってからようやく「エッチしよう!」という流れになるふたりですが、ふたりとも初めてなので、なかなかうまくいきません。

敬一郎は大変穏やかで優しい人なのですが、童貞なので女性の扱いが上手ではなく、最初のうちは興奮のあまり暴走してしまいます。(主にそれが原因で最後までできないのですが……。)

経験不足が原因であまりうまくいかない部分がある、という感じですね。

くるみと敬一郎がキスをしている画像
引用元:『ショジョ婚 ~小日向夫婦はシてみたい~』
© 小島きいち / 青井千寿 / リブレ

ただ、愛情はめちゃくちゃあります!

ふたりとも、エッチがうまくできるようになりたいという気持ちは同じ。
一緒に頑張っていく様子も大変微笑ましいです。

そんな様子が可愛くて、1巻の時点では最後までシていないのに、エッチシーンの満足度はとっても高め♡

その後もラブラブでエッチな関係は続いていきますよ♪

今後の展開

1巻以降、くるみと敬一郎のラブラブ度はどんどん上がっていきます!

ふたりともエッチの経験値が上がって、レベルアップしているのがわかります♡

また、1巻で少しだけ登場したあるキャラクターにもご注目。

サブキャラクターの恋愛模様も可愛くて、今後も目が離せません!

まとめ

可愛くてピュアな夫婦の、穏やかな空気感が魅力の本作。

このふたりはずっとこんな調子でラブラブなまま、何十年も連れ添うんだろうな……なんて思ってしまいます。

ストレスフリーな癒やし系漫画を求める方はぜひ、読んでみてくださいね♪

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Writer
ゆや

ラブストーリーが大好き!TL漫画を中心に、異世界令嬢漫画、少女漫画、女性漫画などなどひたすら恋愛漫画を読んでいます。ブログでもたくさんの作品をレビュー中!

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