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『スカートの中はケダモノでした。』年上の綺麗なお姉さんは、実はイケメン男子――!?

TL漫画レビュー
『スカートの中はケダモノでした。』表紙画像
引用元:『スカートの中はケダモノでした。』
© ハナマルオ / 彗星社

『スカートの中はケダモノでした。』(ハナマルオ)は、TL漫画の中でも数少ないヒーローが女装男子のラブロマンス作品♡

イケメン男子と綺麗なお姉さん、両方が楽しめる欲張りセットなんです♪

それでは、あらすじや見どころについてご紹介させていただきます!!

あらすじ

小南静歌(こみなみ しずか)の画像
引用元:『スカートの中はケダモノでした。』
© ハナマルオ / 彗星社

男性が苦手な小南静歌(こみなみ しずか)は、「男の人と話す練習に」と友人に誘われ大学生限定の街コンに参加します。

霧島涼(きりしま りょう)の画像
引用元:『スカートの中はケダモノでした。』
© ハナマルオ / 彗星社

場の雰囲気に馴染めない彼女に声を掛けたのは、霧島涼(きりしま りょう)と名乗る綺麗なお姉さん。

涼に「良いお店があるから二人で飲みなおそ?」と誘われ、ふたりで街コンを抜け出します。

フラフラになるまで酔っ払ってしまった静歌は、涼の提案で部屋に泊めてもらうことに。

ところが、涼が急にキスしながら押し倒してきて!?

「あれ? 涼さんってもしかして女の人が好きなの!?」と思っていたら、女性にはないはずのものがお腹に当たってる――!?

注目ポイント

男性が苦手な静歌と、訳あって女装している涼。
そんなふたりが惹かれあっていくひたむきな愛がたまりません!!

それでは、本作の見どころポイントをご紹介させていただきます☆

見どころポイント1 自分に自信がもてない静歌

静歌は男性が苦手で、同じ大学の男の子ともうまく話すことができません。自分に対しても「私なんか」と自信が持てないようです。

初めて女装していない素顔の涼を見たときは「なんで私みたいな地味なのに構うんだろ…」とモヤモヤしてしまうし、涼に「好き」と言ってもらえたときも「どうして私なのかな」と素直に喜ぶことができませんでした。

自信の無さから恋愛に対してネガティブになってしまう気持ち、痛いほど分かりますよね……!

でもそんな自信の無さを吹き飛ばすように、涼が丁寧に静歌の好きなところや魅力的なところを伝えてくれるんです!そのおかげで、静歌も少しずつ彼からの気持ちを受け入れられるようになっていきます。

涼が「君は君が思っている以上に素敵な女性だよ」と伝えるシーンがあるのですが、それがとっても素敵なのでぜひ見てみてください♡

涼が静歌に「君は君が思っている以上に素敵な女性だよ」と伝えるシーン
引用元:『スカートの中はケダモノでした。』
© ハナマルオ / 彗星社

ほかにも静歌の自信の無さが垣間見えるシーンがありますが、そのたびに涼がまっすぐに想いを伝えてくれます。

こんな風に想いを伝えてくれたら嬉しいですよね!!

見どころポイント2 イケメンが女装する切ない理由

綺麗で素敵なお姉さん――と思いきや、素顔はイケメンな涼。

女装していない時はとにかく女性にモテモテ。そのモテっぷりは、ファンを自称する女性たちにしつこく付きまとわれるほど! 女装しないとすぐにバレてしまうようで、日常生活に支障が出るレベルのイケメンです。

見た目で言い寄られてばかりの彼は、ちゃんと自分を見てくれる子との出会いを求めて女装して街コンに参加します。ですが、結果は普段と同じ。見た目にばかり注目され、ありのままの自分を好きになってくれる人は見つかりませんでした。

ちゃんと「俺」を見てくれる子に会いたかったと話す涼
引用元:『スカートの中はケダモノでした。』
© ハナマルオ / 彗星社

落胆していたところ「自分をありのまま出してくれる人なら、私も自分のままでいいんだって安心できるのかも」と話す静歌の声を聞き、盗み見たその姿に一目惚れ♡

しかし初手のアプローチが過激すぎたため、静歌に警戒されてしまいます。自分から好きな子にアプローチした経験が無いため加減が分からなかったようです。

その後もめげずに静歌にアタックして一緒に過ごす時間を増やし、女装姿を含めたありのままの姿を受け入れてくれる飾らない彼女にどんどん惹かれていきます。

静歌に会うたびに好きになっていくと話す涼
引用元:『スカートの中はケダモノでした。』
© ハナマルオ / 彗星社

飾り物として扱われる日々にうんざりしていた涼には、静歌がそんな日々から救ってくれる唯一の希望に見えたのかもしれませんね。

彼女への一途な愛がたまりません!!

見どころポイント3 もどかしいふたりの関係性

一緒に街コンを抜け出したあと、いきなり身体の関係になったふたり。

静歌はその後もグイグイとアプローチしてくる涼に対して警戒心を隠せません。

涼が突然静歌の大学に現れてトイレでエッチなことをしてしまった際には、平手打ちして「最低です!!」と言い放つ場面も。

でも、遊びかと思ったら真剣な表情で「遊びじゃないから他の人なんていらない」と言うし、ガラの悪い男性に絡まれたときは守ってくれるし、良く分からない――。

涼から「俺のことを知って好きになって欲しい」と告白されたときも、正直に「自分の気持ちが分からない」と告げます。

自分の気持ちが分からないと話す静歌
引用元:『スカートの中はケダモノでした。』
© ハナマルオ / 彗星社

それを聞いて、静歌の気持ちが分かるまで『彼氏候補』として一緒に過ごすことを提案する涼。気持ちが分かるまで待っていてくれる涼の愛情にキュン♡ としますね!

その後紆余曲折を経て静歌は自分の気持ちを自覚することになるのですが、そこはぜひ漫画で確かめてみてください!

お互いの気持ちがすれ違ったり、うまく気持ちが伝わらなかったり、とにかくもどかしいふたりの関係性。

その分結ばれたときは思わず「良かったね!」と笑顔になってしまいますよ♪

アニメ作品もチェック♪

本作は過去に、動画配信サービス・AnimeFestaよりアニメ化されています!

YouTubeの「AnimeFestaオリジナル公式Channel」でもオンエア版(TV放送された規制版)は全12話が公開中!
ノーカット版はAnimeFestaにて配信中です!

気になる方はぜひご視聴してみてください!

まとめ

ふたりの純愛ストーリーは9巻まで続いていきます。

昨年完結した作品ですので一気に読み進めていくことができますよ☆

この後のふたりにどんな出来事が起きるのか、そしてどんなラストを迎えるのか。
是非とも見届けてあげてください!!

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Writer

少女漫画から青年漫画。
恋愛系やサスペンス、アクションなどいろんな漫画を読むのが大好き!

最近はTL作品(主にギャップ男子系や眼鏡男子系)にハマってます。

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