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『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(※ただし好感度はゼロ)』忘れられていてもいい、今度はあなたを死なせない!

『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(※ただし好感度はゼロ)』1巻書影
引用元:『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(※ただし好感度はゼロ)』
© 白川蟻ん / 六つ花えいこ / 秋鹿ユギリ / KADOKAWA

まず声を大にして言いたい。
「なんて素晴らしいコミカライズなんだ」と──!

本記事でご紹介するのは「タイムリープ」「ファンタジー」「ミステリー」と聞いて心がトゥンクする人にぜひともオススメしたい、これらが絶妙に融合した一作。魔法学校を舞台に、読み始めたらあっという間に引き込まれ、気づけばどっぷりハマってしまう、まさに魔法のようなSFファンタジー。
「次にくるライトノベル大賞2021」でもノミネートされた六つ花えいこ先生による人気作待望のコミカライズです! 

白川蟻ん先生がその素晴らしい画力で物語をさらにエモーショナルに魅せ、「ebook japan 年間ランキング2025」の「少女・女性ジャンル」では第3位にランクイン、シリーズ累計は195万部を突破!
原作ファンはもちろん、初見の読者にも強くおすすめしたい本作のストーリーから、まずはご紹介していきます!

あらすじ

ラーゲン魔法学校に通う17歳のオリアナ・エルシャヴィンセント・タンザインは、幸せな学生生活を送る恋人同士。

キスをしているおリアナとヴィンセント。

引用元:『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(※ただし好感度はゼロ)』
© 白川蟻ん / 六つ花えいこ / 秋鹿ユギリ / KADOKAWA

ところが卒業を数か月後に控えたある日に事件は起きました。

ヴィンセントとの待ち合わせ場所に向かったオリアナは、眠るように死んでいる彼の姿を目にします。そして動揺のさなか、自身の意識も途絶えてしまい――。
目覚めるとそこは見慣れた自分の部屋。だけど身体は7歳になっていて!?

なんとオリアナは死ぬ前の記憶を持ったまま、10年前の世界に死に戻っていたのでした。

7歳の頃の自分に死に戻ったオリアナ。

引用元:『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(※ただし好感度はゼロ)』
© 白川蟻ん / 六つ花えいこ / 秋鹿ユギリ / KADOKAWA

今度こそ愛しいヴィンセントの命を守るという決意を胸に、オリアナはラーゲン魔法学校での彼との再会を夢見ながら6年のときを過ごします。

しかしやっと再会するも、ヴィンセントはオリアナはじめ一度目の人生のことを何も覚えていない様子。

申し訳ないが、人違いだろう

引用元:『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(※ただし好感度はゼロ)』
© 白川蟻ん / 六つ花えいこ / 秋鹿ユギリ / KADOKAWA

それどころか「私たちは17歳で恋人同士になる」というオリアナの突拍子もない発言や空回りの行動で、オリアナの好感度は今ひとつ。ヴィンセントを守るため、オリアナは来る日も来る日も諦めず彼に猛アプローチを続けるのですが……。

果たしてオリアナは愛しい恋人を守り切ることができるのでしょうか? そしてふたりの死の真相はいかに──!? 

見どころポイント

それでは本作の見どころポイントをご紹介していきましょう!

ポイント1. 同じ人なのに違う魅力のスパダリ、ヴィンセントとヴィンス

本作で魅力を放っているのはなんと言ってもヒロインが恋するスパダリ、ヴィンセントの存在です。
この地を守る8つの公爵家のひとつ・紫竜(しりゅう)を司るタンザイン家の次期当主として将来を嘱望される彼は幼いころからその期待に応えるべく、賢く正しく真っすぐな道を歩んで来ました。

そしてその家柄はもとより、容姿端麗、頭脳明晰、品行方正な青年へと成長したのです。ここでは死に戻る前のヴィンセントのことをオリアナが彼を呼ぶ愛称“ヴィンス”と呼ぶことにしましょう♪

物語の冒頭、死に戻る前のヴィンスはオリアナに夢中の様子。オリアナを愛する彼は、まさに理想の王子様です♡

オリアナと笑顔で話すヴィンス
引用元:『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(※ただし好感度はゼロ)』
© 白川蟻ん / 六つ花えいこ / 秋鹿ユギリ / KADOKAWA

ところが死に戻り後に出会った13歳のヴィンセントは、記憶にないオリアナをそっけなくあしらいます。

オリアナのことを覚えていない13歳のヴィンセント。
引用元:『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(※ただし好感度はゼロ)』
© 白川蟻ん / 六つ花えいこ / 秋鹿ユギリ / KADOKAWA

まあそりゃあ、そうですよ! いきなり初対面の相手に「会いたかった」と抱きつかれ、「17歳になったらあなたとわたしは恋人同士になる!」と言われれば、誰だって“怪しい人”認定です。加えてその相手にしつこくつきまとわれ、挙句にラーメンまでぶっかけられた日には、もう嫌いになりかねません(笑)。

ところがヴィンセントはそんな相手(ってオリアナですが)にも紳士的! 呆れた顔を見せる場面はあるものの、他の人と分け隔てなく普通に接する態度からは彼の人柄の良さが垣間見えます。

ラーメンを頭に浴びた後も怒りは抑えて冷静に片づけを指示。割れた食器は男である親友に片付けさせて女の子に片付けさせないという配慮も見せる紳士っぷり。これだけ若くしてアンガーマネジメントがしっかりできているとは、将来上に立つにふさわしい資質の片鱗をビシバシ感じます。

ラーメンを頭に浴びても冷静なヴィンセント
引用元:『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(※ただし好感度はゼロ)』
© 白川蟻ん / 六つ花えいこ / 秋鹿ユギリ / KADOKAWA

オリアナにとって、ヴィンスは心を癒やし温もりを感じさせてくれる“ヌクメン系スパダリ”だった(ように見える)一方、ヴィンセントは“クール系スパダリ”。たまに、微笑んだ……?と感じる瞬間はあるものの、あまり笑顔を見せません。
でもノープロブレム。クール系にはクール系の魅力があるんです! そう、それは「デレ」。「ツンデレ」のデレのことです! 人はレアアイテム(デレ)こそ、手にしたときの喜びが大きいというもの!

……感謝する。ご馳走様でした。
引用元:『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(※ただし好感度はゼロ)』
© 白川蟻ん / 六つ花えいこ / 秋鹿ユギリ / KADOKAWA

読者のみなさんもきっとヴィンセントの“デレ”の尊さを理解してくれるハズです!

また、本作では何度かヴィンセントの香りがシダーウッドの香りだということが言及されています。シダーウッドは針葉樹のこと。彼は深い森のような落ち着いた香りを纏っている青年なんですね。この情報からもなんとなく彼が持つ気品のようなものが伝わってきます♪
シダーウッドの花言葉の中には「あなたを待つ」というものがあります。嗅覚は人間の五感の中でも特に原始的な器官で記憶と深く結びついていると言われていますから、この香りが何かこの先、ふたりの物語に度々関わってくる可能性も捨てきれません!

ヴィンセントが無事オリアナの“ヴィンス”となり、ふたりで幸せに歩める日々は訪れるのでしょうか? ヴィンセントのこれからの変化や成長にも注目したいところです!

ポイント2. 気丈に突進するヒロイン・オリアナの内なる繊細さ

本作の主人公オリアナですが、早くに母を亡くした彼女は父やメイドたちに愛されて育ったお嬢様。
死に戻ってからの彼女はとにかく前向きで、7歳でのリスタートから6年間をまだ会えないヴィンセントのためだけに過ごし、ついに再会を果たした彼に不審がられそっけなくいなされてもめげません! 

ヴィンセントにつきまとうオリアナの回想。
引用元:『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(※ただし好感度はゼロ)』
© 白川蟻ん / 六つ花えいこ / 秋鹿ユギリ / KADOKAWA

刻一刻と月日は流れ行く中で、ヴィンセントにちょっかいを出し続け、明るい笑顔を振りまいて好き好きアタックを繰り返すオリアナ。

これだけ一途に押されたら今世でもオリアナのこと好きになっちゃうに決まってる!……と思うのですが、以前のような恋はなかなか生まれない様子。ヴィンセントもなんとなくオリアナのことが気になっているようですが、ヴィンス期とはまだだいぶ勝手が違うようです。ここで「死に戻り前の“ヴィンス”は、なぜオリアナを好きになったのか?」という疑問が湧きますが、それはまだ1巻では詳しく語られていません。

えええー!ヴィンセント!!好き!!
引用元:『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(※ただし好感度はゼロ)』
© 白川蟻ん / 六つ花えいこ / 秋鹿ユギリ / KADOKAWA

さて、そんな押せ押せオリアナですが、実はその内心は繊細そのもの。ひとりになると孤独や不安、そして寂しさと戦っているのが分かるのです。

ヴィンスとの恋人関係を思い出し、寂しさで泣いているオリアナ。
引用元:『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(※ただし好感度はゼロ)』
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中身が17歳のオリアナは、13歳で再会したヴィンセントが成長していく姿を、どんな気持ちで見守ってきたのでしょうか。そしてかつて愛を囁き合った彼がいつまでも自分に興味を示さないという現実に、どれほど打ちのめされているのでしょうか。

冷たくされてもいい。無理矢理でもこうやってへばりついて、小さな変化にも気づけるようにしなくちゃ。
引用元:『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(※ただし好感度はゼロ)』
© 白川蟻ん / 六つ花えいこ / 秋鹿ユギリ / KADOKAWA

彼のために、料理や薬毒学、彼をそばで守れるように今世では同じ特待クラスに居続けるための勉強も頑張り、涙ぐましいほどにひたむきなオリアナ。誰ひとりとして前世の記憶を持ち合わせていない世界で、やがて訪れる彼の死に対抗する備えを誰に相談することもなく独りで考え続ける心細さと恐怖は、17歳の少女にとっては相当に過酷な試練です。彼女の笑顔は決意と愛の証でもあるのです。

そして笑顔の下のその姿を知っているのは今のところ、読者である私たちだけ……! えらい、えらいよ、オリアナ!! そう、これはもう応援せずにはいられません!

ポイント3. 数々の謎に満ちたミステリー要素

「死に戻り」というタイムループのSF要素、そしてそれが原因で起きる恋人たちの切ないすれ違いやじれったさももちろん本作の魅力。ですがなんといっても本作を一層ドラマチックにしているのが“ミステリー”という要素でしょう。主人公であるオリアナとヴィンセントの死という衝撃的な幕開けが一気に私たちの心を鷲掴みにし、多くの謎をつきつけます。

あの時、ヴィンセントと一緒に私は死んだんだろうか
引用元:『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(※ただし好感度はゼロ)』
© 白川蟻ん / 六つ花えいこ / 秋鹿ユギリ / KADOKAWA

なぜ「死に戻り」が起きたのか。なぜオリアナの記憶だけが存在しているのか。「死に戻り」が起きた日、ヴィンセントがオリアナにしたかった「大切な話」とはどんな内容だったのか。ふたりの死因は? そして、一体だれが、何のために──!? 

そこまでしてヴィンセントを殺したい人…
引用元:『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(※ただし好感度はゼロ)』
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オリアナはヴィンセントを守ることに執着していますが、そもそもターゲットが本当にヴィンセントだったのかさえも明らかにはなっていないのです。そしてオリアナがヴィンセントを死から守るためには、それらの謎が明かされていかなければなりません。

コミカライズでは特にその謎をとりまく“違和感”や“引っかかり”が、コマ割りや登場人物たちの表情を通して丁寧に描かれ、私たちの興味を刺激していること間違いナシ! 目を皿のようにしてコマの隅々まで読むと、謎はさらに深まるばかり……。
くぅ~っ!これは何度も読み返さねばなりません! 散りばめられた数々の謎の解明と新たに生まれる変転の予感がする2巻以降、その真相はいかに──!?

絶賛発売中の最新巻もチェック!

『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(※ただし好感度はゼロ)』6巻書影
引用元:『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(※ただし好感度はゼロ)』
© 白川蟻ん / 六つ花えいこ / 秋鹿ユギリ / KADOKAWA

『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(※ただし好感度はゼロ)』は現在6巻が発売中!

2026年2月5日(木)には第7巻が発売予定となっていますので、ますます目が離せません!

まとめ

いかがでしたか?

原作の魅力をそのままになぞるのではなく、原作ファンには新たな発見を、初めて触れる読者には強烈な誘引を与えてくれる本作。

衝撃的なプロローグから始まる、恋人たちの“新たなプロローグ”のその先を、ぜひ見届けていただけたらと思います♡

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